食物アレルギー
食物アレルギーとは
食物アレルギーは、本来なら体に害のない食べ物に含まれるたんぱく質等(アレルゲン)を異物として認識してしまい、自分の身体を過剰に防御することで蕁麻疹(じんましん)や嘔吐、咳などのアレルギー症状が現れる疾患です。
乳幼児期では5~10%、学童期以降では1~3%程度の方が食物アレルギーと考えられています。大人になってから食物アレルギーを発症する場合もあります。
特定の食品を食べた際に身体に何らかの症状が現れた場合は、かかりつけ医に相談してみましょう。
原材料の表示を参考にしましょう
食品表示法において、容器包装された加工食品については、特定原材料(図1)の表示が義務付けられています。また、表示が推奨されるものとして、特定原材料に準ずるもの(図2)があります。
店頭での対面販売品や外食での料理については、特定原材料の表示義務はありませんが、最近ではアレルギー物質に関する表示をした食品を販売・提供するお店が増えてきています。
アレルギー表示のない商品を購入する際や、飲食店を利用する際は、お店の方に確認し、安全を確かめてから利用しましょう。
図1 特定原材料(8品目)
図2 特定原材料に準じるもの(20品目)
食物アレルギーに関する情報(外部リンク)
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