近年、外来獣であるハクビシンによる農業被害が増加しております。ハクビシンは、空き家、民家の屋根裏などに住み着き「騒音、ふん尿」などにより、生活環境面にも被害がおよび、住民から多くの苦情が寄せられています。

 このような状況下、ハクビシンをはじめとする外来鳥獣などの捕獲について、一定の要件のもとで狩猟免許を有さない方にもわななどによる有害捕獲を認め、自己責任での捕獲ができることとしています。

 

1.被害の有無にかかわらず有害鳥獣捕獲を許可します

 通常の有害鳥獣捕獲の場合は、鳥獣による被害が生じているか、またはそのおそれがある場合で、原則として防除対策によっても被害が防止できないと認められる場合に許可をしていますが、「ハクビシン」については、申請があれば被害の有無にかかわらず許可をします。

2.わな猟免許をもたない方でも、自己責任の下で「はこわな」を使用することができます。

 この場合、わなの縦・横・長さの合計が160センチメートル以下であること(160センチメートルを超える「はこわな」は使用できません)。

 

3.捕獲場所について

(1)宅地の場合

 ・垣、柵その他これに類するもの(板塀、いぐねも可)で囲まれていれば可

(2)農地の場合

 ・ネットなどを張って囲んでいれば可

 ・ビニールハウス内でも可

  注1)猫などの動物が誤ってわなにかかったり、子どもがいたずらして事故が

           起きたりするのを防ぐために、障壁のようなものが必要です。

  注2)個人の敷地の境界がはっきりとわかるものが設置されていることが必

      要。境界が明確でないと、事故が起きたときに責任問題となる可能性があるので注意してください。

 

4.捕獲の流れについて

(1)捕獲許可の申請

 ・市役所農地林務課か支所産業建設課で捕獲許可の申請をします。

   申請書に自署する場合、印鑑は不要です。

   なるべく、来庁される前にお電話ください。

(2)申請受理・審査

 ・審査等手続きのため、通常2~3日かかります。

(3)許可証・標識交付

 ・許可決定後、郵送又は窓口で許可証を交付します。

   許可証とあわせ、わなにとりつける標識も交付します。

   わなの借用を希望する場合は、借用時に取り扱いを説明します。

(4)捕獲許可期間

 ・わなに標識を取り付け、日に1回は必ず巡視してください。

 ・捕獲した場合は、とらえたハクビシンを報告用として写真撮影してください。

 ・ハクビシン以外の獣を捕獲した場合は放獣してください。

  注1)捕獲数が、許可数に達した場合は、その時点で捕獲は終了です。

  注2)捕獲したハクビシンを「生ゴミ」としてゴミステーションに出さないでください。

(5)実施報告、許可証と標識の返還

 ・許可期限になりましたら、許可証と標識を返還すると同時に借りたわなをお返しください。また捕獲したハクビシンの写真を添付し、捕獲頭数を報告してください。(30日以内)

5.ハクビシンを寄せ付けないために

  ハクビシンの被害を防止するために、捕獲以外にも下記の対応を行い、ハクビシンを寄せ付けない環境づくりを意識しましょう 。

(1)食を断つ

 ・収穫した野菜、果樹や生ゴミなどを野外に放置しない

 ・墓の供え物は持ち帰る。

(2)住居を断つ

 ・屋根裏などへの侵入口をふさぐ。

 ・作業小屋などの見回り。

(3)地域での取り組み

 ・神社仏閣や空き家などの見回り。