国内で鳥インフルエンザが流行しています

鳥インフルエンザについて

鳥インフルエンザは、A型インフルエンザが引き起こす鳥の病気です。

鳥に感染するA型インフルエンザウイルスをまとめて鳥インフルエンザウイルスといいます。

家きん飼養農場で感染が確認された場合

 

国内の家きん飼養農場で鳥インフルエンザが発生した場合、発生した農場で飼養している家きんの殺処分、焼却または埋却、消毒、移動制限など必要な防疫措置を実施します。

このため、発生が確認された農場の家きん、鶏卵などが市場に出回ることはありません。

これらの防疫措置は、国内の生きた家きんへの感染防止を目的として実施するものです。

人への感染について

日本では、鶏肉や鶏卵を食べて、鳥インフルエンザウイルスに感染した例は確認されていません。

なお、鳥インフルエンザは加熱すれば感染性がなくなります。万一食品中にウイルスがあったとしても、食品を十分に加熱して食べれば感染の心配はありません。加熱す

るときは、食品全体が70℃以上になるようにしましょう。

発生予防について

養鶏場を所有している方や、自宅で愛玩鶏を飼養している方は、以下のとおり発生予防に努めましょう。

  1. 鶏舎に出入りする際に、手指の消毒や衣服・履物の交換を行うこと。
  2. 敷地内や鶏舎周囲の消毒を行うこと。
  3. ねずみや猫などの小動物や野鳥などが鶏舎に近づかないような対策を講じること。
  4. ねずみや猫をはじめとした野生動物などが鶏舎に侵入しそうな穴などを探し侵入防止策を講じること。
  5. 消毒を行う際は、履物などの汚れを落としてから行うとともに、消毒薬は汚れた都度、最低でも1日1回以上交換し、消毒薬が有効な状態で使用すること。
  6. 履物は鶏舎外用および鶏舎内用を用意し、使い分けを行うこと。

 

鳥インフルエンザに関する最新の情報は、農林水産省ホームページに掲載されています。

農林水産省ホームページ鳥インフルエンザに関する情報<外部リンク>