世界文化遺産登録に向け、歴史景観保全と新しい景観形成の調和を目指し

 本寺地区はかつて骨寺村と呼ばれ、中尊寺の荘園があったところです。その当時の様子は鎌倉時代の歴史書である「吾妻鏡」や「中尊寺文書」、中尊寺に伝わる「陸奥国骨寺絵図(むつのくにほねでらむらえず)」などに残されており、この絵図に描かれた農村の姿が現在の景観とよく似ていることが特徴です。また、「骨寺村荘園遺跡(ほねでらむらしょうえんいせき)」は世界遺産「平泉」の関連資産として世界遺産拡張登録を目指しています。

 本寺地区景観計画は地区景観を守り育てるための計画で、世界遺産登録に必要な計画です。なお、本寺地区景観計画は「景観法」に基づくもので、本寺地区で新しく建設行為などをする場合は、事前にその行為を市に届け出ることが法律で求められています。

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令和2年9月25日 本寺地区景観計画を変更しました。

 世界遺産「平泉」の関連資産として世界遺産拡張登録を目指す「骨寺村荘園遺跡」の歴史的景観と伝統的農村景観の保全・継承および資産価値を保護するため、景観形成基準に、風力発電施設、太陽光発電施設、広告塔、広告版は原則立地しない。

 イグネについては、やむを得ず伐採した場合には跡地に植栽(伐採前の樹種又は杉等の常緑針葉樹)を行う。を追加しました。

平成31年2月22日 本寺地区景観計画を変更しました。

 世界遺産「平泉」の関連資産として世界遺産拡張登録を目指す「骨寺村荘園遺跡」の歴史的景観と伝統的農村景観の保全・継承および資産の価値を保護するため、資産範囲の北側へ緩衝地帯を拡大しました。