一関市では、令和3年2月22日に、令和3年一関市議会定例会2月通常会議において、市長が、令和3年度施政方針の中で、2050年二酸化炭素排出実質ゼロを目指すことを表明しました。

宣言の背景

 全国各地で発生している異常気象災害は、地球温暖化の進行による気候変動が大きな要因の一つとされており、当市においても、令和元年10月の「令和元年東日本台風」では、初の大雨特別警報が発表され大きな被害を受けたところであり、極めて憂慮すべき状況にあります。
また、国においては、令和2年10月に、2050年までに温室効果ガス排出実質ゼロを目指すことを宣言したところであり、地球温暖化問題に対する国の姿勢が明確になりました。
このような状況のもと、当市においても、脱炭素社会の実現を目指すため、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指すこととしました。

今後の取組

 宣言を達成するため、「一関市資源・エネルギー循環型まちづくりビジョン」をその先導役と位置づけ、脱炭素社会の実現を目指します。

 【宣言を達成するための主な取組】
・ エネルギーの地産地消の推進
・ バイオマス産業の推進
・ 新エネルギー導入に対する支援
・ 資源リサイクルの推進
・ 次世代自動車充電インフラの整備