一関市の行った入札に関して

一関市の行った入札に関し、官製談合防止法違反等の容疑により、5月28日に元職員が逮捕され、庁舎が捜索の対象となり6月19日にも職員が逮捕され、再び、庁舎が捜索の対象となりました

誠に遺憾であり、市政に対する市民の皆様からの信頼を大きく失う結果となり、深くお詫びを申し上げます。

また、同様の事態が立て続けに起きたことに非常に大きなショックを受けております。

起きたことの根の深さ、どこまで広がっていくのかという不安のようなものを多くの市民の皆さんも抱いているのではないかと思います。

残念ながら、私ども市役所自身が、そうした疑問、不安にしっかりお応えできるものも疑問や不安を解消する術も、現時点では持ち合わせていないことも事実であり、そうした点においても大変申し訳なく思っております。

「絶対にあってはならないこと」であることはもちろんですが、それがこのように連鎖的に起きているという現実を真摯に受け止めなければなりません。

職員の法令遵守の徹底を図ること過去の入札結果の分析入札事務全般について改善の余地はないか、など検討を進めることとしており、そのことの重さと、そのことへの決意を、今一度申し上げなければならないと考えています。

今議会においても多くの損害賠償の案件を報告いたしました。

また、工事に関する設計図書の不整合や工事発注に際しての注意不足などにより、工事の遅延を招く案件が続きました。

そして、農地の違反転用が続いてきたことなど、今、一関市役所は非常事態にあると認識しています。

こうした事柄に一つひとつ真摯に向き合っていくこと、そして、市役所が市民の皆様の信頼の上に成果を出していける組織となること、そのことによってしか、この一連の事態に対する真の答えはないものと考えており、危機感を持って対処していくことそのための努力を積み重ねていくことをあらためて申し上げたいと思います

また、市政の最終責任者として、このたびの事態を重く受け止めており、これらの事態が一定程度の収束、展開が図られた段階で、然るべき形により、私自身の責任を明らかにさせていただきたいと考えております。

また、このたびの事態により、多くの方々にご迷惑をおかけしています。

工事を発注した側工事を受注した側の双方に逮捕者が出た工事の一つに、中里市民センターの建設工事大東道の駅の建設工事があります。

これらの工事については、この度の事態を受け、今議会に契約報告をした工事は執行を一旦停止する今議会に関連工事の議案を上程中のものは議案を撤回する今議会に追加工事等の関連議案の提出を予定していたものは議案送付を見送ることといたしました。

現時点で具体的な疑念があるというものではありませんが、この度の事態の中にあって、何の疑問もなく議案提出等を行い議案審議をいただく環境にはないものと判断したためです。

関係者の皆様には多大なご迷惑、ご不便をおかけすることとなり、誠に申し訳ありません。両施設の指定管理者等、関係者の皆様には直接説明にお邪魔したいと考えています。

令和6年6月22日

一関市長 佐藤 善仁