防災緊急情報
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コンテンツ番号:4655

更新日:

開始時刻 午前11時

市長発表事項

なし

その他

【記者】

今年もクマの出没が相次いでおり、市の対策についてお聞きしたい。

【市長】

令和7年度末にツキノワグマ対策基本方針と行動計画を策定した。行動計画は、緊急的・臨時的に行うものと、中長期的な対策を講じていくものがある。令和8年度当初予算には猟友会などに対する支援策を盛り込んだので実施をしていくが、4月になり、クマの出没状況や県内外の人身被害がこれまでの次元とは違うので、テコ入れが必要なのではないかと感じている。

大型連休前に関係部長からクマ対策に係る当面の取組を発表したが、少し強化しなければならないと思うのは、誘因果樹の伐採についてである。昨年、厳美町本寺地区での事案を受けて、厳美町で集中的に伐採を行うこととしたが、先日は大東町でヤギが襲われる事案があった。毎年秋にかけて出没していたものが春から出没しているなど、クマの生態がどのくらい変化しているかわからないが、誘因果樹の伐採については、範囲を拡大する方向で組み立てなくてはならないと考えている。新学期が始まり、教育委員会や学校現場では、毎年新入生に対して交通安全について呼びかけているが、今年はクマに注意することも呼びかけている状況だ。

【記者】

山菜採りのシーズンであるが、クマ被害を予防するため、入山規制のようなメッセージを出したらよいのではないかとも言われているが、その考えはないか。また、児童生徒の安全を考え、スクールバスの乗車について規制を緩和してほしいという要望が出されたが、対策はどうしているか。

【市長】

山菜採りに関しては、東日本大震災の原発事故を受けて山菜という食文化が危機に瀕したが、その後は戻りつつある。今度はクマによる人身被害が危惧されている。自治体として「山菜採りをしないで」とアナウンスすることは、ひとつの方法なのかもしれないが、市として入山規制のような発信はしない。クマに関する全般的な注意喚起は行っており、出没状況も確認できるので、その範疇で山菜採りをしていただければと考えている。これまでの経験値で山菜採りを楽しんでもらいたいと思うが、様々な物差しがこれまでとは違ってきているということはお伝えしていきたい。

スクールバスに関しては、バスがない、運転手が確保できないという実態がある。運行に関しては柔軟な対応を行っているが、物理的な限界がある。各学校では児童生徒を直接、対面で保護者に引き渡すという方法をとっているので、当面はそのような対応を続けることになる。

【記者】

一関遊水地について、広報5月号で特集記事が掲載された。記念式典などの日程が決まりつつあるのかと思うが、市として周知や祝賀などを検討しているのか。

【市長】

式典は国土交通省が主催となるので連絡があると思う。

遊水地として供用開始するということは、小堤を越えた水を遊水地内に溜めることになる。その際は陸閘を閉鎖するので、遊水地内で作業をしている方や通行している方は確実に避難してもらわなければならない。広報では記事として周知したが、市として、避難訓練のようなものも必要かと思う。また、遊水地で作業をする農家の方々にもしっかりアナウンスしていきたい。

地役権という補償は行われているものの、遊水地に水が入った際の農作物への影響や上流から流入してきた廃棄物などの処分について、協議のテーブルに乗せていくことが必要だという認識だ。

【記者】

地元の農家などから、100年に一度の水害を想定して事業に同意したが、近年の気候変動で毎年のように小堤を超えるのではないかという懸念の声は聞かれないか。

【市長】

小堤を越水する洪水は概ね10年に1度程度を想定している。越水の頻度もさることながら、上流から流れ着いたゴミが遊水地内に残った場合や、農作物に被害が出た場合などの対応について、地役権の合意事項に含まれるか含まれないかなどの問題を含めて話をしていかなくてはならない。

【記者】

地権者が世代交代をしていることもあるので、経緯などを周知していくことも必要か。

【市長】

遊水地の役割やどのような機能を果たしているのかなど、あいぽーと(北上川学習交流館)などで学習する機会を設けることや、出水時期の前に訓練をすることも求められる。また、実際に水が入ったときの廃棄物や農作物被害について話をしていくことが必要になってくる。

【記者】

今年から林野火災注意報が発令されることになり、一関市でも注意報が発令された。発令の間は罰則付きで野焼きは禁止されるものだが、各地で野焼きがみられる。

一方で野焼きは農業の営みでもあり、注意報の実効性が伴っていると感じているか聞かせしてほしい。

【市長】

大船渡市や大槌町の林野火災で山火事に対する怖さを再認識したと思う。野焼きについては、かなり以前から規制されており、当時はダイオキシンが発生するためという理由だったが、農業の文化のひとつだという議論もあった。注意報の実効性について、山火事の怖さを報道の皆さんが伝えることが効果的だと思う。両市町には連日消防が応援に駆け付けた。火の管理をなさる方が一番気を付けなければならないと思う。

【記者】

野焼きは消防に届出が必要だが、実際に届出されているものか。無届の場合は注意や摘発されるのか。

【市長】

25年ほど前に野焼きの規制が始まった当時、届出について話題になったが、その後については承知していないので即答できかねる。

【記者】

先日、建設会社の山火事防止研修があり取材したが、県の説明によると、山火事の発生件数は県内で一関消防本部管内が一番多いとのことだった。

【記者】

注意報の発表基準は市町村ごとに決めているのか。

【今野副市長】

市町村ごとに決めているが、どの市町村でもほぼ同じ基準のようだ。

感覚的な話になるが、大船渡市の林野火災を受けて一関市内の農家の人が火を使う行為が減少したと感じている。野焼きとは、焼き畑農業のように面的に焼く場合は火入れ条例によって届出が必要になるが、水田の畦畔の草を刈ったものを燃やすことなどは違法ではない。刈った草を焼いている人が少なくなったという印象はある。

【記者】

火入れの届出も減っているか。

【市長】

届出件数の推移までは把握していない。

以上

終了時刻 午前11時26分

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市長公室 広聴広報課

〒021-8501 岩手県一関市竹山町7番2号
電話番号:0191-21-8182
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