まずは確認してください

昭和56年5月31日以前に建築された住宅は、阪神・淡路大震災の経験などから、地震に弱いとされています。
市は、今後30年以内に99パーセントの確率で起こるとされている宮城県沖地震などの大地震から市民の皆さんを守るため、木造住宅の耐震対策を推進しています。

市は19年度、申し込みのあった50件の住宅(昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅)の耐震診断を行いました(下表)。診断したすべての住宅で倒壊の可能性があり、そのうち80パーセント以上が「倒壊する可能性が高い」と診断されました
耐震診断を行った人で耐震改修を実施する人には、最大50万円の助成も行っています。まずは耐震診断を申し込み、自宅の耐震性能を確認してください。

19年度耐震診断実施結果

評価区分戸数備考
1.5以上0倒壊しない
1.0~1.5未満0一応倒壊しない
0.7~1.0未満7倒壊する可能性がある
0.7未満43倒壊する可能性が高い
50

耐震診断無料相談コーナーを開設

市は、耐震診断の普及啓発を目的に木造住宅耐震診断無料相談コーナーを開設します。耐震に関する疑問や相談などに耐震診断士がお答えしますので、お気軽にどうぞ。
■日時…7月23日(水)、8月・9月の第2・第4水曜10:00~15:00
■会場…本庁1階市民室、千厩支所1階市民ホール
■相談員…耐震診断士(岩手県建築士会一関支部および千厩支部から派遣)

問い合わせ先
本庁建築住宅課または各支所建設課

 

(広報いちのせき平成20年7月1日号)