都会っ子がふるさと満喫

「ポッチャン池」ではドラム 缶のいかだに乗船千厩高産業技術科の皆さんが講師を務めた「おもしろ科学実験」では手回し発電機や木炭、果物を使って電気を発生させました

東京都世田谷区などの都会の小学生らと、千厩町小梨地区を中心とした地元の小学生らが交流する「夏パル交流2009黄金山サマーキャンプフェスティバル」は7月26日から8月1日まで、黄金山キャンプ場などで開催されました。
都会の小学生ら30人は、26日から4泊5日のキャンプを開始。28日には地元の小学生47人が合流しました。交流25年目を祝って、記念モニュメントの除幕式や記念植樹も行われました。
毎年参加して友達との再会を楽しみにしていた児童や初参加の児童らが一緒になって「ポッチャン池」でザリガニ釣りやいかだ遊びを楽しんだり、木立の中に取り付けられたハンモックで遊んだりと、自然を満喫しながら交流。伊藤亜希さん・真菜さんの双子姉妹(太子堂小2年)は、「手で回して電気をつけるのが楽しかった。昨日の夜はみんな興奮してうるさくて眠れなかったけど、友達をいっぱい作って遊びたい」と話していました。

書道で日本の文化を体験

初めての書道に戸惑いながらも楽しんだロータリーの翼参加者

国際ロータリー第2520地区が主催する青少年短期研修「ロータリーの翼」に参加したアメリカテキサス州の生徒ら15人が7月25日から3日間、本市を訪れ、市内や平泉町のロータリークラブ会員宅にホームステイし、日本での生活を体験しました。
このうち、花泉町に滞在した6人が27日、花と泉の公園内の古民家で書道を体験。花泉高校インタアクトクラブの生徒と一緒に「日本」の字を苦労して書き上げました。チェイス・リード君(17)は「書道は字というより芸術ですね。難しかった」と話していました。

ごみのないきれいな山に

目を凝らしてごみを拾い集める参加者

室根山観光協会による室根高原クリーン作戦は7月31日、室根山自然愛護少年団と室根西自然愛護少年団、千厩町観光協会員ら120人が参加し行われました。観光シーズンの最中、観光客に気持ちよく訪れていただけるようにとの願いから例年行っているもの。ごみ袋を片手に蟻塚公園から山頂周辺を3コースに分かれ、歩きながら沿道などに捨てられた空缶などのごみを拾い集めました。約1時間半の作業で、集められたごみの量は少なく、参加者らは室根山がきれいに保たれていることを実感していました。

(広報いちのせき 平成21年8月15日号)