施設だより
図書館情報 2月は一関図書館
図説 虹の文化史 杉山久仁彦 著
空にかかる虹は、その美しさと不思議さで古来から人々を魅了してきました。
アリストテレスの時代から続く虹の科学的研究、文学や美術とのかかわりなどを豊富な写真と図で紹介。
ちょっと具合のよくないときのごはん 岩﨑啓子ほか 著
病院に行くほどではないけれど、少し体の不調を感じる時。
体の状態に合わせた食事を取ることで、体調を取り戻せたら…。
身近な食材で「食養生」を実践できるレシピが満載。
世界の夢の図書館 エクスナレッジ 発行
人類の叡智を収めた宝物=書物、その書物を入れる図書館。
本書は世界各地のまさに宝箱のような図書館の写真集。
世界遺産になった豪華絢爛な図書館や、現代アートを代表する建築も。
問い合わせ先
- 一関図書館 電話:21-2147
- 花泉図書館 電話:82-4939
- 大東図書館 電話:75-3541
- 千厩図書館 電話:51-1122
- 東山図書館 電話:47-2324
- 室根図書館 電話:64-3820
- 川崎図書館 電話:43-4123
- 藤沢図書館 電話:63-5088
博物館だより 展示品紹介
森本仁平(もりもとにへい)の油彩画
森本仁平(1911~2004)は、1930 年代から1950 年代初めまで、延べ10年間程を一関市で過ごした洋画家です。
当時は教員として、県立一関高等女学校、一関市立山目中学校で教べんを執りました。
これは、森本が晩年に過ごした千葉県鎌ヶ谷市の自宅に残されていた最後の作品です。
描きかけで、完成には至っていません。雪をかぶった山並みと集落、つえをつき歩む人物が描かれています。
森本の風景画には人物が描かれないか、描かれても小さくひっそりとしている場合が多く、このように目立つ位置に配されることはあまりありません。
それでも、雪景色を描いた何点かには、ここに登場するのと同じ、赤い上着につえを持つ後ろ姿が描かれる作品があります。
この人物は、森本にとって特別な思い入れのあるモチーフなのかもしれません。
問い合わせ先
一関市博物館 電話:29-3180
広報いちのせき「I-Style」 平成26年2月15日号