令和4年9月17日、一関市花泉町の花と泉の公園で、令和4年度県民参加の森林づくり促進事業「間伐材加工体験・森林学習事業」を開催しました。

この事業は、いわての森林づくり県民税を活用し、市内の森林施業で生じた間伐材の活用や、森林の持つ多様な役割を学ぶことで、市民が森林に親しみ、森林の持つ役割を理解し、関心を高めることを目的に実施したものです。

当日は市内から21名が参加し、一関地方森林組合職員の指導のもと、一関市産の間伐材でつくった丸太ベンチ(6基)の仕上げ作業や、間伐材の丸太イス製作体験を行いました。

また、森林学習では、自然観察指導員の千田典文さんを講師に、公園内を歩きながら森林の機能や樹木の特徴などを学習しました。

完成した丸太ベンチは、令和4年10月29日から30日の2日間、いちのせき産業まつり「農業祭」の会場内で展示PRした後、花と泉の公園、一関図書館、花泉図書館、藤沢図書館に配置しています。

木のやすらぎや温もりが感じられる丸太ベンチを、ぜひご利用ください。

 丸太ベンチの仕上げ作業

参加者全員で丸太ベンチの表面を布ヤスリで滑らかにし、防腐剤(柿渋)を塗って仕上げました。

 丸太ベンチの仕上げ作業

 丸太イス製作

参加者は、一関地方森林組合職員からチェーンソーの操作方法を学び、丸太をイスのサイズに玉切りました。

  チェーンソー研修の様子

 森林学習

自然観察指導員の千田さん(右から3人目)から森林の機能や公園内の樹木の特徴などを学びました。

 森林学習の様子

 丸太ベンチの配置先

(1)花と泉の公園

 施設内に1基配置

 花と泉の公園に配置されたベンチ

 

(2)一関図書館

図書館脇に展示している蒸気機関車のすぐ近くに1基配置

 一関図書館に配置されたベンチ

 

(3)花泉図書館

図書館入口付近に2基配置

 花泉図書館に配置されたベンチ

(4)藤沢図書館

施設内ホールに2基配置

 藤沢図書館に配置されたベンチ