令和5年9月23日、一関市千厩町の飛ヶ森キャンプ場で、令和5年度県民参加の森林づくり促進事業「いちのせき里山林活用事業 体験学習会」を開催しました。

この事業は、いわての森林づくり県民税を活用し、市内の森林施業で生じた間伐材の活用や、森林の持つ多様な役割を学ぶことで、市民が森林に親しみ、森林の持つ役割を理解し、関心を高めることを目的に実施したものです。

当日は市内から10人が参加し、森林資源を活用する一関市民の会の指導のもと、一関の市産材でつくった丸太ベンチ(6台)の仕上げ作業や、間伐材を使用した薪割り体験、たき火講座を行いました。

また、森林学習では、市の菊池宏地域林政アドバイザーを講師に、森林の機能や役割、地球環境に与える影響などについて学習しました。

完成したベンチは、市民センターや図書館など市内の公共施設に配置しました。

木のやすらぎや温もりが感じられる丸太ベンチを、ぜひご利用ください。

 市産材ベンチの仕上げ作業

参加者全員で市産材ベンチの表面を布ヤスリで滑らかにし、防腐剤(柿渋)を塗って仕上げました。

  

 薪割り体験

参加者は、森林資源を活用する一関市民の会からチェーンソーや斧の使用方法を学び、丸太を玉切りして薪をつくりました。

   

 たき火講座

一関市民の会の千田典文さん(右)から、木の積み方や燃料となる木の葉などについて学びました。

 森林学習会

森林の持つ役割や森林資源について学習しました。


市産材ベンチの配置先

(1) 大東図書館 施設内に1基配置

(2) 興田市民センター 施設内に1基配置

(3) 千厩市民センター 屋外に1基設置

(4) 奥玉市民センター 玄関前に2基設置

(5) 川崎市民センター 施設内に1基設置