4 阿部 美樹志
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4 阿部 美樹志 (あべ みきし) (1883~1965)
明治16年(1883年)一関に生まれ、札幌農学校土木工学科に学び、わが国の鉄筋コンクリート工学の開祖といわれる工学博士です。44年(1911年)には、農商務省海外練習生、鉄道海外研究生として、アメリカのイリノイ大学の大学院に学び、卒業論文「鉄筋コンクリート造剛接加工の理論と実験に関する研究」でドクトル・オブ・フィロソフィーの学位を受けました。帰国後は初の鉄筋コンクリート高架鉄道を東京に完成させ、関東大震災では、同博士の設計した建築物に一つも被害が出なかったといわれています。
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