協定書調印を終え握手を交わす(左から)福岡社長、宇川社長、浅井市長、齋藤県商工労働観光部副部長

セントラル自動車の宮城県大衡村への進出に伴う県内初の誘致企業として、プラスチック製品の製造、販売などを行う児玉化学工業㈱(本社東京都台東区、資本金30億2100万円、宇川進代表取締役社長)の本市への立地が決まり、4月10日、市役所本庁で立地協定調印式が行われました。
㈱タケヒロ(本社愛知県安城市、福岡節男取締役社長)との業務提携により、東山町松川地内で操業する同社子会社敷地内に自動車プラスチック部品生産工場(延べ床面積1204平方メートル)を整備する計画です。
調印式には、宇川社長と福岡社長、浅井市長、齋藤淳夫県商工労働観光部副部長らが出席。宇川社長と浅井市長、立会人として福岡社長の三者が、立地協定書に調印しました。
調印後、浅井市長は「当市への立地は、地域雇用の創出や、経済の活性化に大いに貢献いただけるもの」と歓迎。宇川社長は「一関はセントラル自動車と関東自動車工業の中間にあり、輸送の上で素晴らしい立地。品質、コストで万全の備えをし、仕事が発展した場合は第二の立地も考えたい」とあいさつしました。 
新工場は、常用雇用者10人を採用し、21年10月の操業開始を予定しています。

(広報いちのせき平成20年5月1日号)