昭和22年4月の開校以来、長い歴史を刻んだ弥栄、真滝両中の閉校行事が行われました。

真滝中学校

出席者全員で校歌を歌い、真滝中の歴史に幕を閉じました


閉校式・お別れの会は3月22日、生徒や父母、地域の皆さんなどが出席し、同中屋内運動場で行われました。
千葉絵梨香さん(3年)が「母校は、静かに私たちを見守ってくれた。運動会や文化祭で演じた鶏舞は真中文化の象徴。新しい学校でもこの鶏舞の躍動感を引き継いでほしい」とお別れの言葉を述べました。昭和38年度卒の上杉健一さんは「思い出の校舎がなくなるのはさびしいが、心には真滝中での日々が刻まれている。東中では両校の伝統を引き継ぎ、さらなる新しい歴史を築いてほしい」と語りました。
最後に、全校生徒が「ふるさと」「大地の歌」を心を込めて歌い、思い出の学びやに別れを告げました。

弥栄中学校

全校生徒が生徒会歌を歌い、弥中魂の継承を誓いました

閉校式・惜別の式は3月20日、生徒や父母、地域の皆さんなどが出席し、同中屋内運動場で行われました。
佐々木翔君(3年)が「閉校は寂しいけれど、1、2年生はこれまでの伝統を受け継ぎ、東中で新しい伝統をつくってほしい。弥栄中学校に心から感謝します」とお別れの言葉を述べました。昭和50年度卒の小野寺清悦さんは「卒業生の一人として、閉校には万感の思い。弥中魂は人生の糧として、ずっと心に刻まれている。次代を担う子どもたちの一層の活躍を心から願う」と語りました。
最後に、全校生徒が「ありがとう弥栄中、いつまでも忘れない」と語り、生徒会歌「何ていい季節(とき)」「大地讃頌」を高らかに歌い上げました。

(広報いちのせき平成20年5月1日号)