川崎保育園でもちつき会

みんなそろってペッタン
千本ぎねを使い交代でもちをつく園児たち

川崎保育園の園児たちは1月15日、おじいさん、おばあさんたちから協力をもらい、もちつき会を行いました。小正月行事のまゆ玉ならしも行い、ミズキの枝3本に色とりどりに丸めたもちや飾りなどをつけ、手を合わせてお願いごとをしました。
園児たちは、臼にふかしたばかりの熱々のお米が入ると「いいにおいがする」「でっかいおにぎりみたい」と話しながら、交代できねを使ってもちつき。つきたてのおもちは、あんこときな粉、お雑煮に調理され、みんなそろっておいしくいただきました。

110番の日ちなみイベント

正確に落ち着いて通報を

兄弟仲良くカモメのパトカーに試乗

「110番の日」セーフティーコンサート(一関警察署・花泉地域防犯協会主催)は1月10日、花泉中学校を会場に行われました。110番の仕組みや通報模擬体験、振り込め詐欺防止の寸劇のほか、花泉保育園児による「しんごうき」の歌や太鼓演奏、花泉中学校特設合唱部によるコンサート、ミニパトカーや白バイの試乗など、多彩なイベントが催され、関係者や地域住民約400人が参加しました。
参加した60代の女性は「110番の通報は、どれだけ正確に伝えられるか不安ですが、とても勉強になりました」と防犯への意識を新たにしていました。

長坂子どもクラブで体験

日本の伝統を楽しく学ぶ

琴の演奏では「さくら」を教わりました。真剣な表情で取り組みます
東山町の長坂子どもクラブは1月13日、冬休みの活動として和菓子づくりと伝統和楽器、茶道体験を行いました。
同クラブは東山地域子どもの居場所実行委員会で組織しているもので、当日は長坂小学校の1年から6年までの児童45人が参加しました。伝統和楽器体験では二階堂しづえさん=花泉町=を講師に招き、ほとんどの児童が初めてという琴を教わりました。
参加した児童たちは、音楽に触れたり、茶道を学んだり、季節の和菓子「さくらもち」を作ったりと盛りだくさんの一日を楽しんでいました。

興田神社で伝統の蘇民祭

裸男が雄々しく気勢上げ

蘇民袋の中にある「ご神木」を奪い合う裸男衆

市内で唯一行われている大東町の興田神社の「蘇民祭」は1月4日未明から早朝にかけ、同神社で行われました。
厳寒の中、厄年を迎えた男性約30人が参加。上半身裸の男衆が柴燈木、蘇民袋争奪戦などを繰り広げました。
柴燈木登では、井げたに組まれた松の丸太の上に登った厄男たちが、角灯を手に「ジャッソー、ジャッソー」と雄々しく気勢を上げ、「蘇民袋争奪戦」が始まると、袋の中の「ご神木」をわれ先にと奪い合い、熱気は最高潮に達しました。今年一年の厄を払った参加者たちは、無病息災、五穀豊穣を併せて祈っていました。

釘子保育園で小正月行事

色とりどりに飾ったよ!

ミズキの枝に丁寧に飾り付ける園児たち

室根町の釘子保育園園児は1月9日、まゆ玉ならしや粟穂・稗穂といった小正月行事を体験しました。一年間の農作業が順調に進み、秋には豊作となるようにその願いを込め行われる同行事。祖父母らの協力の下、ミズキの枝に色とりどりに丸めた団子などを飾るまゆ玉ならしを体験したほか、クリの木にヌルデ(カチノキ)の枝をつるして作った粟穂・稗穂を園庭に飾りました。
地元の及川淳男さんが描いた手作りの絵で地域に長年伝えられてきた行事をわかりやすく教わった園児たちは、お友達といっしょに楽しく体験した様子でした。

一関で昔話を聞く会開催

地域が舞台の民話楽しむ

語り部(右手前)が方言を交えて物語る民話を楽しむ参加者

一関16民区、同17民区合同の「昔話を聞く会」は1月9日、豊町の16会館で行われ、約50人の親子連れや高齢者が民話に親しみました。地域のお年寄りと子どもた

ちが一緒に楽しく過ごしてほしいと催された会。いわいの里ガイドの会の菅原慶子さん、皆川とも子さんの二人が語り部を務め、「ねずみのすもっことり」「太郎ギツネの話」など、この地方に伝わる民話を方言たっぷりに語りました。
「どの話も初めて聞いた。分からない言葉もあったけど意味は分かったし、楽しめた」と鶴田里央ちゃん(一関小4年)。民話の後はお汁粉が振る舞われ、高齢者らは懐かしい方言などについて話がはずんでいました。

ソフトバレーボール大会

和やかに、時には激しく

寒さを吹き飛ばす熱戦が展開されました

第20回一関市千厩地域ソフトバレーボール大会は1月12日、千厩体育館で催されました。
大会は第37回のパパさんの部と第39回のママさんの部の大会を兼ねて行われたほか、オープンの部、ジュニアの部を含めた計4部門で開催。千厩町内の同一地区内や職場などから24チームが参加しました。参加者らは4人制(ジュニアは5人制)ソフトバレーボールならではの和やかな試合や、激しくアタックを打ち合う試合などを繰り広げながら、コートいっぱいに走り回っていました。息の合ったプレーに観客から盛んな声援が送られ、にぎやかな大会となりました。

(広報いちのせき平成21年2月1日号)