市営住宅 暴力団排除の協定締結

協定書に調印後、固く握手。左から吉田一関警察署長、浅井市長、板垣千厩警察署長

市と一関・千厩両警察署は20年12月26日、「市営住宅等からの暴力団員の排除に関する協定」を締結しました。今後3者が緊密に情報交換し、市営住宅などの入居者や周辺住民の安全確保に取り組んでいきます。
協定は、▽市が求める時、警察は入居者が暴力団員であるかどうか情報提供▽警察は入居者が暴力団員であると判明した時、市に通知▽市は警察が行う、暴力団員からの離脱支援・社会復帰対策などに対し協力―などの内容です。
浅井市長、吉田尚邦一関警察署長、板垣修一千厩警察署長は協定書に調印後、固く握手。浅井市長と両署代表の吉田一関署長は「市営住宅などの入居者や周辺住民の安全と平穏の確保のため取り組んでいく」「協定を実効あるものとするため、個人情報の取り扱いに配慮しながら、緊密な連携を図っていきたい」とあいさつしました。
19年4月に東京都営住宅で発生した暴力団員立てこもり事件を契機に、公営住宅から暴力団員を排除する取り組みが全国的に進み、市も20年12月、市営住宅などへの入居要件に暴力団員でないことを追加しました。
市内には、市営住宅と特定公共賃貸住宅が合計1241戸あります。

エイジレスライフ賞 佐藤愛さん晴れの受賞

エイジレス・ライフ賞を受賞した佐藤愛さん(右から2人目)

佐藤愛さん(85)=舞川=は、高齢でありながらさまざまな活動に積極的に取り組んでいることが評価され、内閣府から「エイジレス・ライフ賞」を受けました。
佐藤さんと夫の繁雄さん、舞川5区長の岩渕成男さんは12月25日、市役所を訪れ、浅井市長に受賞を報告。浅井市長は「多彩な活動が元気の秘けつですね」と佐藤さんを祝福しました。
佐藤さんは小学校などの教員を務め、退職後は市社会教育委員、民生児童委員などの公職や、舞川女性団体協議会会長、一関市交通安全母の会会長など地域の役職を多数歴任。趣味の華道や大正琴などでも地域に貢献しています。「死ぬまで自分のできること、役に立てることを行っていきたい」と、佐藤さんは受賞の喜びを語りました。

地産地消 シンボルマークを募集

市内にはコメや野菜、花き、果物、肉用牛や乳用牛、キノコなどの農産物の恵みがたくさんあります。市はこれらの地場産品を、消費者、生産者、販売店、飲食店など関係者が一体となり地産地消を進めていくため、そのシンボルとなるマークを公募します。
■デザインの内容…①一関市の豊かな農産物をPRし、地産地消を推進するため、シンプルかつ親しみやすいもの②色数は自由としますが、単色で表現しても、イメージや安定感が損なわれないもの③自作の未発表作品であること④他の自治体などが定めるマークや商標などと類似しないもの
■受付期限…2月13日(金)
■対象…県内に居住、または通勤通学する人
■応募方法…①応募点数は一人当たり3点以内②所定の応募用紙またはA4白色用紙(天地を明示)を縦長で使用し、用紙1枚について1作品③応募者の住所(学生の場合は学校名)、氏名、年齢(学生の場合は学年)、性別、連絡先電話番号と作品の簡単な説明(100字以内)を明記の上、期限までに郵送で
■留意事項…①作品は原則として返却しません②採用された作品を使用する際、作品の趣旨を損なわない範囲で修正する場合があります③応募作品に関する一切の権利は一関市に帰属します
■賞…最優秀賞1点、優秀賞1点。それぞれに賞状、賞品を贈ります
■選考および発表…市が定めた選考委員が入賞作品を選定し、入賞者に通知するとともに、採用作品、作成者の氏名などを公表します
◎応募先・問い合わせ先…本庁農政課農産物流通係〒021-8521一関市竹山町七‐二 電話0191-21-8427

(広報いちのせき平成21年2月1日号)