成人の決意と自覚胸に

平成21年成人式は1月11日、一関市総合体育館で行われ、新成人たちが大人としての自覚を胸に、新たな一歩を踏み出しました。
今年の新成人は男性719人、女性668人の計1387人。式にはそのうち1104人が出席し、振り袖や紋付きはかま、スーツをまとった新成人で会場は華やかな雰囲気に包まれました。

式典前、会場の一関市総合体育館前は再会を喜ぶ新成人でいっぱいでしたみちのくミュージカルシアターによる華麗なダンス元気よく市民憲章を唱え、市民としての誇りをかみしめました

新成人の門出を祝うかのような晴天に恵まれたこの日、会場内は大勢の若者たちの熱気に満ちていました。

式典に先立ち、みちのくミュージカルシアターの皆さんが、3月公演予定の「ミュージカル平泉」から歌と踊りを披露。

国歌斉唱の後、大東地域出身の伊東昭信さんの発声により、全員が市民憲章を唱和しました。

鈴木教育委員長から記念品を贈られた千葉麻美さん新成人を代表して力強くあいさつした伊藤寿さん

浅井市長は「皆さんは、二十一世紀の日本、そして故郷一関の未来を担う貴重な人材。自らの価値をしっかりと認識し、堂々たる人生を歩んでいってください」と式辞。

佐々木市議会議長、地元選出県議の祝辞の後、花泉地域出身の千葉麻美さんに鈴木教育委員長から記念品が贈られました。

新成人を代表し、一関地域出身の伊藤寿さんがあいさつ。仙台市で学生生活を送る伊藤さんは、岩手・宮城内陸地震の経験と深刻な経済情勢を生涯のうちに出会う大きな壁ととらえながら、「困難を乗り越えるため時勢を鋭く読み、物事の本質を見極めたい。今日の喜びと新たな決意の下、未来に向かって今を力強く生き抜いていく」と決意を述べました。
2階席からわが子の晴れ姿をカメラやビデオに収め、拍手を送る家族出身中学校ごとに記念撮影が行われました

メインアリーナ2階には大勢の家族らが詰め掛け、晴れ着をまとった新成人の様子をカメラやビデオに収めながら、祝福の拍手を送っていました。式典後は、出身中学ごとに記念撮影が行われました。

晴れやかなこの日、なにかと笑顔が絶えません久しぶりに会った友人同士、連絡先を交換したり写真を撮り合ったり
久しぶりに会った友人たちと会話を弾ませたり、みんなで記念写真を撮ったりする新成人の姿があちこちで見られ、会場内は若者たちの笑顔であふれていました。

(広報いちのせき平成21年2月1日号)