とっておきいちのせき
File №19 宝持院山門
旅人を見守る山門
花泉町金沢にある「宝持院」は、明応4(1393)年開山の古刹です。
山門は、江戸中期の宝永8(1711)年に完成し、間口6.19メートル、奥行4.46メートル、高さ11.2メートルと高層華麗。楼門様式の山門としては県内で最も古い例とされ、県内の寺社建築様式上の基準となる高い資料的価値が評価され、昭和49年に県の文化財に指定されています。
山門は、一関と石巻を結ぶ国道342号に近く、古くから石巻街道と気仙沼街道の分岐点、金沢宿のシンボルタワーとして、往来の旅人を見守っています。
アクセス
JR花泉駅から車で5分
(広報いちのせき 平成22年1月1日号)
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