平成24年度一関市の予算 2
中東北の拠点都市を
中東北の拠点都市を形成していくために23年度に引き続き「中東北拠点都市形成特別推進事業」に取り組みます。
これは、中東北の拠点都市としての基礎を築くため、早急に取り組むべき事業について特別に予算を確保して行うもので、24年度の新規・拡充事業費は48億929万円。
このほか23年度から実施している「小学生医療費の無料化」なども継続して推進します。
重点施策10項目
次の10項目を重点施策として予算を編成しました。
- 「中東北」の拠点都市一関 の形成
- 雇用対策
- 企業育成
- 産業振興
- 教育・人材育成
- 保健・福祉・医療の連携強化
- 地域コミュニティの自立支援
- 環境対策
- 震災からの復旧・復興と教訓を生かしたまちづくり
- 骨寺村荘園遺跡の世界遺産登録に向けた取り組み
これらの施策とあわせ、各関連事業を実施するとともに、地域経済の活性化、雇用の確保創出を図るため、経済対策として生活道路の改良、簡易水道の整備など25年度以降に計画していた事業を前倒しで実施します。
各事業の主な内容は、次のとおりです。
中東北拠点都市形成特別推進事業5つの事業
事業 | 予算額 | 内容 |
災害に強いまちづくり | 31億599万円 |
これまで進めてきた“災害に強いまちづくり”を平成24 年度の施策の柱として強力に推進します。
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「世界文化遺産 平泉」の玄関口としての受皿づくりと誘客 | 1億92万円 | JR一ノ関駅前トイレの整備、東口南駐車場の拡張、一関・平泉バルーンフェスティバルの開催、世界遺産登録やいわてデスティネーションキャンペーンなどを契機とした誘客などを関係機関と連携しながら進めます。 |
(仮称) 一関市学術研究都市構想の推進 | 1,075万円 | 学術研究都市としての将来的なまちづくりを見据えて(仮称)一関市学術研究都市構想を策定し講演会などを開催します。 |
読書環境の整備充実 | 15億2,450万円 | 一関図書館と花泉図書館の建設に着工します。新館オープンなどに向けて読書指導員を増員するとともに、学校図書館においても図書充実と読書普及員を増員するなど、子どもの読書環境の充実を図ります。 |
高齢化社会に対応した地域づくり | 6,713万円 |
人口減少や高齢化が進む中で、今後の行政サービスをどう展開していくべきか、平成24年度から全庁的な体制の下、中長期的な視点での取り組みを始めていきます。
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広報いちのせき「I-Style」 平成24年4月15日号
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