県指定有形文化財
旧鈴木家住宅(きゅうすずきけじゅうたく)

旧鈴木家住宅

厳美公民館に隣接している岩手県指定有形文化財「旧鈴木家住宅」は、寛永19(1642)年の「相川村検地帳(あいかわむらけんちちょう)」にも記録がある旧家です。
もともと舞川字折ノ口にありましたが、昭和54年に現在の場所へと解体移築し、その際に江戸時代の建築当初の形態に復元しました。

食い違い四間取り(くいちがいよまどり)型民家形式(家屋内の4部屋を「田の字型」ではなく、前後左右に間仕切りを食い違わせる形式)の中で原形に近い形を有しており、一関地方における江戸時代初期の農家の構造を知ることができます。 

昭和59年に岩手県の有形文化財に指定され、一般に公開されています。

文化財防火デー関連行事として1月26日(土曜日)、市教育委員会、消防署、消防団と地域住民が協力して防火訓練を行う予定です。

問い合わせ先:教育委員会生涯学習文化課電話0191-26-0820

広報いちのせき「I-style」1月1日号