一関商工会議所と藤沢商工会が合併調印

13.Dec 2012

一関商工会議所・藤沢町商工会合併調印式

「一関商工会議所・藤沢町商工会合併調印式」は2012年12月13日、ベリーノホテル一関で行われ、関係者らが見守る中、宇部貞宏会頭と菊地平一会長、立会人の勝部修市長と田村均次県南広域振興局長が調印書に署名しました。

両商工会は、11年9月の一関市と藤沢町との合併を受けて、一関市商工団体広域連携等検討委員会を設置。
その後、合併協議会を経て合併を決定しました。

宇部会頭は「経済の要として、商工会の歴史文化を継承しながら、新しい一歩を踏み出したい」と話し、菊地会長は「先人たちが築いた52年の幕を閉じる。寂しさや不安、これからの希望に複雑な思いだが、まちづくりのために精進していきたい」と決意を述べました。

新「一関商工会議所」は4月1日に発足。
藤沢町商工会は、合併日までに解散し、同会の事務所は支所として存続する予定です。

藤沢の徳田地区活動組織が農地・水・環境保全向上対策活動モデル賞受賞

17.Dec 2012

「岩手県農地・水・環境保全向上対策活動モデル賞」を受賞

藤沢町の「農地・水・環境保全向上徳田地区活動組織」(千葉ひろあき代表)が、「岩手県農地・水・環境保全向上対策活動モデル賞」を受賞。
いわて結っこシンポジウム(2012年11月28日、盛岡市)の席上、表彰されました。

関係者は12月17日、市役所本庁を訪れ、勝部修市長に喜びを報告。
同組織は「ひまわりの里」づくりを目指し、▼ヒマワリの植栽活動による遊休農地の有効利用と景観形成活動▼稲作体験水田「がんばっ田」の設置▼収穫祭を開催し、地元住民と沿岸部から避難している人たちとの交流―などを行っています。
また、地域の子どもたちを対象に米作り体験、学習会、ホタル観賞などを開催しているほか水生生物調査、水路清掃なども続け、地域を挙げて環境保全に取り組んでいます。
こうした住民一体の地域コミュニティー活動が評価されました。
千葉代表は「各自治会の協力があってこその受賞。これを励みにさらに頑張りたい」と決意を語り、勝部市長も「他地区にない取り組み。
本当の意味のモデルとしてこれからも継続してほしい」と今後の活躍を期待していました。

いわて農林水産躍進大会で市内から3団体、1人が表彰

08.Jan 2013

「第7回一関地方農林業振興大会」

昨年12月18日、盛岡市で行われた「いわて農林水産躍進大会」(いわて農林水産振興協議会、県主催)で市内から3団体、1人が表彰されました。
農林水産業や農山漁村の振興に尽力した個人と優れた組織・集落などを表彰したものです。

受賞者は1月8日、勝部修市長に喜びを報告。
このうち、花泉町の熊谷信義さん(75)は、金流川東部土地改良区理事・理事長を歴任し、土地改良区合併後は花泉土地改良区理事長を務めるなど、同改良区の運営に尽力。
岩手県農林水産業表彰で県知事賞を受賞しました。
熊谷さんは「受賞は大変光栄なこと。
皆さんの協力のおかげ。
これからも農業発展に努めていきたい」と意欲を見せていました。
勝部市長も「農業情勢が厳しい中での受賞を大変心強く思う」とたたえました。

受賞した個人、組合組織は次のとおりです。
(1)岩手県農林水産業表彰(県知事賞)▼熊谷信義(花泉)
(2)いわて農林水産振興協議会会長表彰▼農事組合法人おくたま農産(千厩)
(3)岩手県中山間地域モデル賞(県知事表彰)▼上油田3区中山間集落協定会(花泉)▼深萱京ノ沢集落(藤沢)

広報いちのせき「I-Style」 平成25年2月1日号