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軟式野球は千厩が頂点に 一関地方中学校総合体育大会
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「2013年度一関地方中学校総合体育大会」(一関地方中学校総合体育連盟主催)は6月15日から17日まで行われ、市内の各会場で熱戦が繰り広げられました。
ソフトテニス男子団体は昨年に続き山目が優勝、女子団体は平泉が制しました。
バスケットボール男子は桜町が優勝、女子は萩荘が頂点に立ちました。
サッカーは決勝で一高附属を破った山目が栄冠に輝きました。
藤沢と千厩の頂上決戦となったソフトボールは、千厩が昨夏の東北覇者藤沢を2-1で破り優勝しました。
最終日の17日は、軟式野球の決勝と第3代表決定戦が行われ、決勝で一高附属に3-2で競り勝った千厩が優勝、3位には花泉が入りました。
県中総体は7月20日から22日まで県内各地で行われます。本市は、軟式野球とバスケットボールの会場になっており、各地方予選を勝ち抜いた精鋭たちが熱い戦いを繰り広げます。
今年の夏は、目が離せません。
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1_市総合体育館で行われた男子バレーボール
2_気迫のプレーに盛んな声援が送られたサッカー
3_今年もレベルの高いゲームが繰り広げられたソフトテニス
4_昨夏全国16強の藤沢を破った千厩(ソフトボール)
5_千厩と一関一高附属の対戦となった軟式野球決勝
県代表で全国へ。団員も募集 女子野球「一関ガールズ野球クラブ」
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目標は“ 公式戦で男子チーム勝つこと”―。
2010年9月に設立した一関ガールズ野球クラブは東北唯一の「単独」女子野球スポーツ少年団。
市内の小学1から6年生14 人が千葉照仁(てるひと)監督、檀上裕介(だんじょうゆうすけ)コーチの指導を受けています。
「ルールも知らない、キャッチボールもしたことがない子がほとんどだった」と振り返る千葉監督。
「うまくなった」と成長を喜び、「選手も女子野球を楽しんでいる」と白い歯を見せます。
結成3年目の今年は春先から本格始動。練習試合で「男子に勝つ喜び」を味わうことも増えました。
8月に東京ドームで開かれる「NPBガールズ・トーナメント」(全軟連・NPB 主催)に県代表として出場することが決まっており、練習にも熱が入ります。
礼儀とあいさつを徹底し、人づくりを優先する一関ガールズ。菅原柚那(ゆな)主将(滝沢小6年)は「打撃も、守りも楽しい。たくさん勝ちたいです」と意気込む。
「練習に通えれば、市外の方でも歓迎します」と団員を募集する千葉監督。「娘さんのいる野球好きのお父さん、一緒に野球をしましょう」と呼び掛けています。
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1_東京ドームなどで開かれるNPBガールズ・トーナメントに向け、張り切る一関ガールズナイン
2_制球力が武器のエース大澤凜
3_チャンスに鋭い打球を弾き返す佐藤美咲
4_本塁へ滑り込み、得点を重ねる佐藤桃華
世界と日本をつなぐ国際交流 米、豪州から高校生らが市を訪問
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アメリカテキサス州からの留学生は、6月24日一関修紅高校を訪れました。
男子高校生2人は、学校見学と交流を図ることを目的に訪問。
現代文学や数学などの授業風景に加え、高校の特色示す幼児体育を見学しました。
ニコラス・ダルトン・トーラントさん(19)は「みんな親切で、友好的。先生を尊敬して一生懸命に授業を受けているのが印象的だった。」と話しました。
生徒会長の芳賀愛理さんは「日頃学んでいる英語を生かすいいチャンス。今後も続けていきたいです」と胸を膨らませました。
国際姉妹都市の豪州セントラルハイランズ市の14歳から17歳までの男女生徒および引率者7人は25日から本市を訪れ、藤沢地域にホームステイしながら多くの市民と交流を深めました。
このうち29日には大籠キリシタン殉教公園を訪問。資料館に展示されたジオラマなどに見入り、施設に設置されたノートに殉教への感想などを真剣に書き込んでいました。
イモジョン・ビースさん(17)は「藤沢はとてもきれいで故郷のように落ち着きます。キリシタン殉教の歴史を、資料館などで伝えていることに感心しました。また来たい」とにっこり。
7月下旬には藤沢中生徒がセ市へ派遣されます。国際交流の重要性が増す中で、両国、両市の友好は年々深まりを見せています。
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1_キリシタン殉教のジオラマに真剣に見入る留学生
2_大籠キリシタン殉教公園のクルス館のカリヨンゲートで
3_修紅高校の授業を見学
4_万華鏡などの日本の伝統工芸品をプレゼント
全国高等学校総合文化祭長崎大会へ出場 千厩高写真部生徒の作品が県高等学校総合文化祭などで入賞
全国大会に出場する佐藤可奈子さん(左)と千葉翠さん(右)
千厩高生徒の作品が、7月31日から長崎県で開かれる「第37回全国高等学校総合文化祭長崎大会」写真部門に出品されます。
作品は、「第35回県高等学校総合文化祭第31回高校写真展」で最優秀賞に輝いた同校写真部部長の佐藤可奈子(かなこ)さん(生産技術科2年)と「平成24年度スライドフォトコンテスト」で特賞を受賞した千葉翠(みどり)さん(同2年)の作品です。
美術や芸術に興味があって写真部に入部した可奈子さん。「何度も撮り直した写真だけに、うれしいです」とにっこり。
兄から写真の話を聞かされたことが入部のきっかけという翠さんも「特賞をもらえるなんて、信じられない気持ちです」と喜んでいます。
作品のセールスポイントは「笑顔」。モデルとして撮影に協力してくれたOBの笑顔に「感謝します」と可奈子さん。
「同級生のとびきりの笑顔と、支えてくれた佐藤部長に感謝します」と翠さん。
受賞を機に「もっと腕を上げたい」と前を見る2人。ネイチャー撮影に挑戦したり、生き生きした表情を撮ったり、新しい分野の開拓や技術の向上に意欲満々です。
かけがえのない仲間との絆を深め、不断の努力でつかみ取った今回の快挙。2人にとって生涯の思い出になるだけでなく、きっと、これからの高校生活や人生において、プラスになるでしょう。
広報いちのせき「I-Style」 平成25年7月15日号