健康塾

インフルエンザの季節 ワクチン接種と早期受診を
一関市国民健康保険 猿沢診療所 薄田徹 医師

薄田徹 医師

インフルエンザは冬季に流行を繰り返す感染症です。
主なウイルスはA型とB型です。感染力は非常に強く、集団感染を引き起こします。

特徴は、急激に発症し、症状が重いこと。
高熱、関節痛、頭痛や食欲不振などが挙げられます。
肺炎や気管支炎などの合併症を起こしたり、幼児はインフルエンザ脳症を発症したりする危険な病気です。
慢性肺疾患を持つ高齢者の場合、死に至るケースも少なくありません。

予防には、インフルエンザワクチンの接種が有効です。
ワクチンの発病予防効果は高く、合併症の併発を防いだり、重症化を抑えたりします。

流行時に高熱が出た場合は、すぐに医療機関で受診してください。
早めの治療がカギです。

 

元気のひみつ

「好きなことができる」こと
永澤武子さん 東山町松川 69歳

永澤武子さん

私の一日は、起きてすぐにコップ1杯の水を飲むことから始まります。5年前から続けています。
健康のために、8時間以上の睡眠とできるだけ歩くことを心掛けています。

退職してから、パークゴルフや「おっと転ばん塾」などの活動に参加。
一番の目的は、仲間との交流です。
話をしたり、体を気遣い合ったりできる関係は財産ですね。

春には花壇作りをしたり、秋には野菜作りをしたりと、月の半分以上は予定で埋まっています。
「好きなことができる」ことが私の元気の秘けつです。 

 

 

 

 広報いちのせき「I-Style」 平成25年11月15日号