vol.9 山目公民館

83年4月に開館した山目公民館は、市役所本庁から南に5分ほど歩いたところにあります。
03年4月には隣接する一関勤労者体育センターが山目公民館体育館になり、多くの住民に利用されています。

昨年開館30周年を迎え、本年度は地区の皆さんで構成する実行委員会が「山目公民館創立30周年記念事業」を実施。
記念誌の刊行や記念式典等の開催を通じて、30年の歩みを振り返るとともに、これからの公民館のあり方を考え、さらなる地区の発展に決意を新たにしたところです。

当館の利用者は、一日平均約130人。そのうち自ら学ぶ登録団体は約100団体(1200人)で、生きがい、健康づくりに励んでいます。
登録団体の施設利用率は全体の72%に達し、当館の特徴にもなっています。登録団体には体験教室の開催、PTA活動への講師紹介、館報での団体紹介など、活性化に向けた支援を積極的に行っています。

利用団体の中には青年たちが中心となり、子供、青年や障がいのある人たちとの交流・支援をする「一関世代にかける橋」や幼児への読み聞かせ、お母さんたちの情報交換の場づくりを行う「文庫TOMO」などボランティア団体もあり、市民主体の公民館づくりに重要な役割を担っています

自主事業は成人事業の「気功」や「そば打ち」などの体験教室、「古典文学講座」や「スキー教室」などがあり、日常生活に取り入れやすい運動「リフレッシュ講座」などの女性事業、恒例となった夏休みの「囲碁教室」、春休みの「将棋教室」などの少年事業と、主に生涯学習のきっかけづくりを企画しています。

詳しくは、本館に問い合わせてください。皆さんの参加を心からお待ちしています。

クリスマス会でカップケーキをデコレーションする子供たち
クリスマス会でカップケーキをデコレーションする子供たち

 

 

 

 広報いちのせき「I-Style」 平成26年1月15日号