在宅医療・介護連携市民フォーラム(令和7年11月8日(土)開催報告)

 市民フォーラムは、在宅医療・介護について市民、医療関係者、介護サービス事業関係者、行政機関が共に考え、地域包括システムを構築していくことを目的に、開催しています。

 令和7年度は、「この一関(まち)をみんなでつなぐ」をテーマに「在宅医療・介護連携市民フォーラム」を開催しました。当日は天気も良く、約200人の方が参加されました。

 

第1部 一関市医療と介護の連携連絡会の取り組みについて

 第1部では、「一関市医療と介護の連携連絡会の取り組みについて」と題して、一関市医療と介護の連携連絡会 幹事長 長澤 茂 氏に講演いただきました。

 講演では、「一関市の人口についての現状や課題、医療・介護の連携の取り組み、ACP※」などについて話され、今、そして将来について自分自身が考えて話し合っておくことの大切さ、医療・介護・福祉が連携してまち全体で協力が必要であると話されました。講演を聞いた方からは「在宅医療の連携が重要、一人ではなくそれぞれの役割が必要だと分かりました」「みんなの協力と理解が大切だと思った」「一関の人口の現状と今後の見通し、健康寿命のことなどを踏まえ、自分がこれから先どのように終わりたいか考え、記録に残しておくこと、少しずつでも実行してみたいと思いました。また、話せる人には話していきたいとも思いました。」など沢山のご意見をいただきました。

※ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは、自ら望む人生の最終段階における医療・ケアについて患者と家族、医療・介護に携わる多職種が前もって考え、繰り返し話し合い、共有していく取り組みのことです。愛称は「人生会議」。

 

第2部 映画上映「 ピア ~まちをつなぐもの~ 」

 第2部では、在宅医療と介護をテーマにした映画「 ピア ~まちをつなぐもの~ 」を上映しました。

 映画の途中では、鼻水をすする音やハンカチで涙を拭いている方が多くみられました映画をご覧になった方からは「自分も介護される側になりつつある年齢なので、今回の映画はとても参考になり良かった。」「生きる手伝いをしよう、とても心に響きました」「在宅で過ごせる事はすごいことだと思いますが、実際介護する人も不足していて、映画のようにゆっくり見守っている感はないようです。医療費・介護保険内で出来ることも限られ、これからもっともっと色々工夫していく、知恵を出し合って、支援、サポートが必要になっていくと思います。」「このような映画を若い世代に伝えてほしい、ピアのような終末期における支援をしたくても担い手がいないので諦めざるを得ない状態になっている。介護、福祉は【大変、汚い、賃金が安い】ではなく、人生の最期に携われてとてもやりがいがあること、素晴らしいことと思ってもらえるようにしたいですね。」などのご意見がありました。

 

 映画のように現実はうまくいきませんが、一関市内の医療、介護、福祉が連携し、地域みんなで協力することで『 住み慣れた地域で 自分らしい暮らしを 人生の最期まで続けることができる 』ようになるように、これからも一関市医療と介護の連携連絡会で取り組んでいきたいと思います。

 

『~第1部講演~』開催の様子

 

1 開催日時

  令和7年11月8日(土) 午後1時30分~4時00分

2 場所

  一関文化センター 中ホール (一関市大手町2-16) 

3 テーマ

  「 この一関(まち)をつなぐ 」

4 目的 

 高齢化が進む中、重度の要介護者や認知症の人が増加するなど、医療と介護の連携がこれまで以上に重要となってきています。  

 医療と介護の両方を必要とする高齢者等が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように、市民が在宅医療・介護をして、在宅での療養が必要になったときに、必要なサービスを適切に選択できるようにすることも重要になります。 本フォーラムは、市民が、最期まで自分らしく生きる在宅医療・介護の支援体制について理解を深めることを目的に開催します。 

 

5 プログラム  
第1部 講演(13:40~14:00)

 「 一関市医療と介護の連携連絡会の取り組みについて」

 講師 一関市医療と介護の連携連絡会 幹事長 長澤 茂 氏

第2部 映画上映(14:10~15:50)

  「 ピア まちをつなぐもの 」

  

6 主催

  一関市・一関市医療と介護の連携連絡会