「いちのせきシェイクアウト訓練」に参加しましょう!
市では、平成20年6月14日に発生した岩手・宮城内陸地震の教訓を風化させず、市民の防災力の向上を図るため、「いちのせきシェイクアウト訓練」を行います。
シェイクアウト訓練とは
2008年にアメリカで始まった防災訓練で、その場で「まずひくく」「あたまをまもり」「うごかない」という安全を確保する3つの行動をとる訓練です。この訓練は、場所や天候を選ばず、どこでも誰でも参加できる訓練で、地震発生時、激しい揺れに襲われ、何かが落下してくる場合に、参加者全員がその場で自分の安全を図る行動を実践する訓練です。いざというときに備えるため、訓練当日は、訓練実施時刻に皆さんがいる場所で、それぞれ参加いただきますようお願いいたします。
日時
6月13日(金曜日)午前8時43分(地震発生時刻)
場所
市内全域(訓練実施時において各々がいる場所)
内容
市内で震度6弱の揺れが発生した想定で、市内一斉にそれぞれの場所で3つの安全行動(まず低く、頭を守り、動かない)をとる訓練を行い、その後、周囲の落下危険の確認や災害時の集合・避難場所の確認など、災害への備えを確認します。
訓練実施時刻での参加が難しい場合
訓練ができる日時を自由に設定し、実施しましょう。
実施後は家族や職場、学校などで防災について話し合い、災害への備えを確認しましょう。
訓練の告知方法
屋外広報マスト、FMあすも通常放送、藤沢地域告知放送により訓練開始を伝達します。
(FMあすもの自動起動放送はありませんので、ご注意ください)
訓練が終了したら・・・
職場や自宅で避難訓練
屋外への避難ルートは安全か、危険な箇所がないかを確認しながら避難しましょう。
災害時の集合場所、避難場所の確認
交通機関が停止した場合の帰宅方法や家族との連絡方法、情報収集手段、避難経路や避難場所を確認しておきましょう。
家具などの転倒防止の確認
高い場所に重いものがないか、家具が倒れてこないかなどを確認し、必要に応じて家具などの移動や固定を考えてみましょう。
備蓄物資の確認
停電や断水を想定し、電灯や発電機、飲料水や非常食などを確認し、必要に応じて備蓄の内容を検討しましょう。
その他(一例)
- ガスの元栓の締め方、ブレーカーの落とし方の確認
- 災害用伝言サービスの使い方の確認
- 災害時の行政からの情報収集手段の確認
いちのせきシェイクアウト訓練ポスター
さらに詳しく防災の知識を身につけたい場合
次のリンク先(一関市消防本部のホームページ)をご覧ください。
地震が起こった時のアドバイス
地震の揺れ自体でケガをすることはめったにありません
地震による死傷例の大半は、家屋の倒壊やガラスの破片、落下物が原因です。また、安全な場所へ避難しようと長距離を移動することでケガをする例が最も多く、避難の際の移動距離を最小限に留めることがとても重要です。
地震が来る前に、一度まわりを見渡してみてください
家、職場、学校などの屋内で、どこが安全な場所か確認しましょう。そうすれば、地震が発生した時にすばやく行動に移せます。いざというときにすばやく安全な場所へ移動するよう反応できることにより、あなたの命が救われるかもしれません。