企業立地 佐藤金属工業が立地決定

市内滝沢の一関東第二工業団地に、自動車車体部品製造の佐藤金属工業株式会社(本社栃木県足利市、佐藤国生代表取締役社長)の立地が決まり、昨年12月15日、土地売買契約と立地協定の調印式が行われました。
同工業団地への立地は2社目で、本年7月の操業開始を予定しています。
式には佐藤社長のほか市長、県土地開発公社理事長など関係者15人が出席。
勝部市長は、「市は、中東北の拠点を目指しており、同社の立地は大変心強い」と歓迎のあいさつ。
佐藤社長は、「以前から準備は進めてきた。企業は人。市長から教育はどこにも負けないと心強い言葉をいただいた」と期待を寄せていました。
同社は、自動車用金属部品の金型設計・製作、プレス、溶接、組み立て加工と一貫した生産体制を構築。
東北地方の自動車生産台数の増加に対応し、現地生産能力の増強を図るため、取引先の立地環境などを考慮して当市への立地を決めました。
グループも含め同社4カ所目の製造拠点となる一関工場は、鉄骨一部2階建て、延べ床面積は4950平方メートル。
当初は15人で操業し、地元採用を増やし3年後には30人体制にする計画です。
東北への自動車産業集積が進む中での今回の立地は、市の産業振興、発展に弾みがつくものと期待されます。
立地調印後握手を交わす佐藤社長(左)と勝部市長

清田スポ小 バドミントンで全国大会

昨年10月、宮城県塩釜市で行われた東北地区予選会5年生以下の部男子ダブルスで3位に輝いた清田スポーツ少年団が、第19回全国小学生バドミントン選手権大会出場の切符を手にしました。
全国大会出場が決まった、三浦大君(清田小5年)、佐藤真心君(同小4年)らは12月21日、勝部市長に出場を報告しました。
ペアを組んで3年という三浦君、佐藤君は、「一つでも多く勝てるようにとにかく頑張る」「勝つ気持ちで戦う」と大会に向けて意気込みを語りました。
勝部市長は、「感謝の気持ちを大切に、頑張ってほしい」と激励しました。
同大会は、12月24日から5日間、愛媛県松山市で行われました。
勝部市長から激励を受けた三浦君(右から2番目)、佐藤君

地域づくり 千厩夜市実行委が大臣賞

千厩夜市実行委員会(千田恭平実行委員長)は、個性豊かな発想を生かした地域づくりが評価され、地域づくり総務大臣表彰を受賞しました。
12月24日、千田会長ら3人が市役所本庁を訪れ勝部市長に受賞を報告。
千田会長は「長く継続してきた歴代役員や会員のおかげ。30年の節目を前に、いい受賞となった。これからも頑張って継続したい」と喜びを語り、勝部市長は「29年間も続けられたことは素晴らしい。おめでとうございます」と祝福しました。
千厩夜市は昭和57年、千厩町の中心市街地の活性化を目指し本町と新町の二つの商店街が中心となって企画。
現在は毎年4月から10月までの第2土曜日夜に開催。
毎月さまざまなイベントを行ったり、地域の伝統行事「燈立て」を取り入れるなど、工夫を凝らして運営。
これまで通算221回開催しています。
千田実行委員長(右から2番目)らが受賞を報告
(広報いちのせき 平成23年2月1日号)