とっておきいちのせきProfile №32
猊鼻渓雪景
閑寂の渓谷
猊鼻渓は、1910年(明治43年)8月の命名から100回目の冬を迎えました。
四季折々に美しい景色を見せてくれる渓谷。厳しい寒さの中、色を無くした冬の景色には静寂という言葉が似合います。
雪が降り積もった木立と岩壁が織り成す水墨画の世界に時折聞こえる水鳥の羽音。船着場近くを走る大船渡線が静けさを一層際立たせています。
冬期間中は屋形船で雪見を楽しむことができ、2月28日までは、こたつ舟も運行しています。【アクセス】
JR大船渡線猊鼻渓駅下車、徒歩5分。
(広報いちのせき 平成23年2月1日号)
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