在宅医療・介護連携市民フォーラム(平成29年11月25日)開催報告

「わが家がいちばん -多職種連携で支える在宅医療-」をテーマに「在宅医療・介護連携市民フォーラム」を開催しました。約370人の参加者があり、在宅医療・介護を支える専門職の紹介や連携、自宅で在宅医療を経験されている家族からの話を通して、市民の皆さんに「在宅医療・介護」について理解を深めていただきました。

基調講演

 基調講演では、「暮らしを支える医療」と題して、一関市病院事業の佐藤元美管理者が講演を行いました。

 講演では、「医療の役割の推移、藤沢病院の取組、藤沢地域の医療と福祉の連携の取組などについて」話され、障害を持ちながらも楽しく生きていくことができる生活モデルへの転換が必要であると語りました。

パネルディスカッション

 「わが家がいちばん -多職種連携で支える在宅医療-」をテーマにパネルディスカッションを行いました。はじめに、パネリストから、それぞれの取組などを発表していただき、その後、ディスカッションを行いました。

 ディスカッションでは、「地域とケアマネなどの在宅医療を支える職種との連携が必要」「在宅医療は当事者にならないと分からないことが多い。気軽に相談できる窓口が地域にあると良い」「訪問診療はその家だけの問題になりがちで広がらない。当事者の話を聞ける勉強会が必要」などの発言がありました。

資料(参加者への配布資料)

 パネルディスカッション配布資料.pdf [2219KB pdfファイル] 

 在宅医療・介護連携に係る参考資料.pdf [1824KB pdfファイル] 

 

 主催者挨拶 佐藤善仁副市長 

 長澤茂一関市医療と介護の連携連絡会幹事長 

  基調講演を行う佐藤元美一関市病院事業管理者

  パネルディスカッションの様子

 

1 開催日時

  平成29年11月25日(土) 午後2時~4時30分

2 場所

  一関文化センター 中ホール (一関市大手町2-16) 

3 テーマ

  「 わが家がいちばん -多職種連携で支える在宅医療- 」posuta

4 目的 

  団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように、

「住まい・医療・介護・予防・生活支援」が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築が推進され、包括的かつ継続的な「在宅医療・介護」を提供することが重要となっています。

 フォーラムでは、在宅医療・介護を支える専門職の連携の取り組みを通して、「在宅医療・介護」について、市民のみなさんと医療・介護等の関係者が共に理解を深めることを目的に開催します。

5 プログラム  こちらからご覧になれます [716KB pdfファイル] 
基調講演(14:10~15:10)

 「 暮らしを支える医療 」 講師 一関市病院事業 管理者(国民健康保険藤沢病院 院長)佐藤元美

パネルディスカッション(15:15~16:30)

 テーマ 「 わが家がいちばん -多職種連携で支える在宅医療- 」

  <パネリスト>

   (1)特定医療法人博愛会 一関病院 佐藤隆次 理事長兼病院長

   (2)こぶし薬局 小野寺佳美 管理薬剤師

   (3)訪問看護ステーションなのはな 及川裕恵 所長

   (4)在宅介護支援センター寿光荘 佐々木茂伸 管理者

   (5)在宅医療を経験されているご家族

 <助言者> 一関市病院事業 管理者 佐藤元美 

 <座長>  一関中央クリニック 長澤 茂 院長(一関市医療と介護の連携連絡会幹事長)

6 主催

   一関市  一関市医療と介護の連携連絡会