1 長沼 守敬
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1 長沼 守敬 (ながぬま もりよし) (1857~1942)
安政4年(1857年)一関に生まれ、わが国洋風彫刻界が揺籃期にあったころの代表的彫刻家の一人です。明治14年(1881年)イタリアのベニスに渡り、王立美術学校で5年間彫刻を学んで帰国し、21年(1888年)東京美術学校(現東京芸大)創立に参画する傍ら、意欲的に作品制作と発表を続け、堅実な写実主義の技法を伝えました。30年(1897年)には、ベニス市設万国美術博覧会と伊仏両国美術工芸を視察、32年(1899年)美術学校に設置された塑造科の初代教授に就任。代表作はパリ万国博覧会で金牌を受賞した「老夫像」です。
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