2 高平 小五郎
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2 高平 小五郎 (たかひら こごろう) (1854~1926)
一関藩医田野崎三徹の3男で安政元年(1854年)に生まれ、一関藩教成寮から大学南校(東京)に進み外務省に入り、明治27年(1894年)以後、イタリア、オーストリアなどの特命全権公使、33年(1900年)から外務総務長官兼官房長を務めました。その後、再び特命全権公使として、アメリカに渡りわが国近代外交の樹立に貢献、特に38年(1905年)のアメリカポーツマスでの日露戦争講和会議では、全権委員として条約調印に当たり、その後はアメリカ大使として老練な外交手腕を発揮し日米友好促進に努力しました。
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