Health is Wealth 5月の健康コーナー
健康塾
笠原耳鼻咽喉科医院 笠原正明 医師
原因を確かめて 効果的な 花粉症対策を
花粉症とは花粉が体内に入ることで起こる病気です。
症状は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなど。
原因となる花粉は多種類。
代表的なものとして、初春のスギ、初夏のイネ科、秋のキク科の花粉症があります。
対策の第一は、原因となる花粉を体内に取り込まないことです。
花粉の種類によって時期や対応の仕方が変わります。
効果的な対策をするためには、原因となる花粉を確かめることが大事。
医療機関で原因特定の検査を受けることをお勧めし
ます。
今年のスギ花粉は少なく、桜の開花と共に終息すると見込まれます。
5月からは草の花粉でイネ科花粉症が始まります。
梅雨入りまで注意が必要。
その後、お盆過ぎから9月にかけてブタクサで代表されるキク科花粉症のシーズンが来ます。
近年、花粉症の薬は各種良質なものが出ています。
医療機関で相談してください。
元気のひみつ
千葉静男さん 大東町渋民 70歳
70歳の現役アスリート
目指すは県新記録
冬は2~3キロのランニングで持久力を、春からはグラウンドでの短距離走で瞬発力を鍛えています。
日頃から摂生に心がけて、健康を保ちます。
適度な運動とそれに合わせて休養を取ることが大事。
6月に行われる岩手マスターズ陸上競技大会70歳~74歳の部で60メートル走、100メートル走と走り幅跳びに出場する予定です。
走り幅跳びでは県記録の更新が目標です。
広報いちのせき「I-style」5月1日号