秋晴れの下で健脚を競う

花泉マラソン大会瀬古杯

心地よい風に乗ってスタートを切った2キロの部の選手たち

市などが主催する花泉マラソン大会「瀬古杯」は10月12日、花泉中グラウンドを発着点に行われ、市内外から参加した594人の選手が、スポーツの秋にふさわしい絶好の秋晴れの下快走しました。大会は午前10時、スターターにヱスビー食品㈱陸上競技部長の中村孝生さんを迎え、3キロの部からスタート。4部門(2・3・5・10キロ)14種目(年代別)で健脚を競いました。
2キロ親子の部でお父さんと走り4位に入賞した米倉悠葵君(薄衣小3年)は、記念のメダルを首にかけ、「お母さんは風邪で来られなかったので携帯で教えました。メダルを早く見せたい」とうれしそうでした。

災害への備え一段と向上

松川1区自主防災会

松川1区公民館に配置した防災用資機材

東山町の松川1区自主防災会(菅原傳介会長、47世帯)は(財)自治総合センターが「宝くじ助成金」を財源に行っている「自主防災組織育成助成事業」の助成を受け、エンジン発電機、折りたたみ式リヤカーなどの防災用資機材を購入し、松川1区公民館に配置しました。
同会は平成18年4月に結成。これまで、防災計画の策定、防災講習会、災害弱者名簿の作成・見回りなど、さまざまな活動を行ってきました。菅原会長は「整備された資機材を利用して、防災訓練を実施するなど、地域の防災に対する関心を喚起するような活動をしていきたい」と話していました。

高校生が地域を盛り上げ

チャレンジフェスタ開催

高校生が露店での販売も体験。お客さんと接することで学びました

「いちのせき高校生チャレンジフェスタ2008」は10月11日、イオンスーパーセンター駐車場で催されました。高校生による地域活性化を目指して3回目となる今回は、大東高商業研究グループを中心に一関一、一関二、一関工業、千厩の各高校の生徒有志が実行委員会(千葉駿委員長)を組織し、企画・運営に当たりました。
午前10時のオープニングには先着プレゼントの卵を求める客で長蛇の列。高校生による焼きそば、うす焼きをはじめ串焼き、きりたんぽ、クッキーなど6業者の露店が並びました。もち振る舞いやチャリティーライブなどが手作りのイベントを盛り上げました。

「どっこいな」の掛け声で

千厩で赤ちゃん相撲大会

笑ったら勝ちの勝負。中には眠りっぱなしの大物力士もいました

第6回みちのく千厩赤ちゃん相撲大会は10月12日、千厩町の愛宕神社境内で開催され、市内をはじめ遠くは横浜市から、6カ月から1歳半までの「豆力士」265人が参加しました。
主催した愛宕花相撲保存会の片岡宏子会長は「赤ちゃんを健やかに育てられるようにと願い始まった大会も6回目。赤ちゃんたちのこれからに幸多いことを祈りたい」とあいさつ。東西に分かれた豆力士たちは「どっこい、どっこい、どっこいな」の掛け声で顔を見合わせると、笑ったり泣き出したり。表情豊かな名勝負の数々に、会場は和やかな笑い声に包まれていました。

はつらつプレーで熱戦!

ママさんパパさんバレー

熱い空中戦などが繰り広げられたママさん大会

大東地域恒例の「第41回ママさん、第36回パパさんバレーボール大会」は10月12、13の両日、大東野球場で催されました。
世代間交流の良い機会にもなっている同大会。澄みきった青空の下、球場いっぱいに設営された26面のコートで、出場したママさん53チーム、パパさん92チームが日ごろの練習の成果を発揮しました。和気あいあいとした雰囲気の中、好プレー、珍プレーが続出。選手たちは応援団の熱い声援を受けて最後まであきらめずにボールを追いかけ、心地よい汗を流しました。

みんなで秋の味覚を調理

かにばっと作りに挑戦

モクズガニの甲羅に濃厚なうま味のみそが詰まっています

川崎公民館が主催する川の楽校「かにばっと作りに挑戦!」は10月11日、川崎公民館で行われました。同館のいきいきシニアライフコースと合同で45人が参加。銚子女性部の葛西朋子さんら3人を講師に、地元の川で採れたモクズガニを使ったかにばっと作りに挑戦しました。
この日使ったカニは25杯。葛西さんは甲羅の中からみそを取り出し、「カニみそは最後にネギと同時に入れるのがこつ」と説明。子どもたちはおじいさん、おばあさんたちと一緒に苦労しながら調理。最後の試食ではふるさとの味に満足そうでした。足利南海さん(薄衣小2年)は、「はっとが大好き」といってお代わりしていました。

14チームが室根路を快走

室根一周駅伝競走大会

思いを込めてタスキをつなぐ各チームの選手たち

第51回室根一周駅伝競走大会は10月12日、津谷川から浜横沢までの7区間19.3キロの特設コースで行われました。
今回からコースが一部変更となり、起伏が少なく走りやすくなったコースに、部対抗などでエントリーした中学生8チーム、一般6チームが参加。各チームとも記録の更新を目指し、沿道からの声援を受けながら秋晴れの室根路で健脚を競い合いました。
総合優勝は8年ぶりに浜横沢体育協会(1時間11分38秒)が、中学生では室根中野球部B(1時間14分05秒)が優勝を果たしました。

(広報いちのせき平成20年11月1日号)