ハーフマラソン

記録目指してゴールへ

スタートの号砲で一斉に走り出した選手たちハーフマラソンで優勝した太田行紀選手競技終了後はマッサージで癒されました

第27回一関国際ハーフマラソン大会は9月28日、市役所本庁舎前を発着点に行われました。ハーフマラソン(21.0975キロ、10キロ、5キロの男女、年齢別の28種目に、国内外の招待選手を含む1478人がエントリーし、健脚を競いました。
晴れ渡る秋空の下、午前9時50分、高らかな号砲とともにハーフの部がスタート。入賞、自己ベスト、完走とそれぞれの目標でゴールを目指す選手たちに、旗を手にした沿道の観衆から「頑張れ」「もう少し」と盛んな声援が送られていました。
競技の結果、駒澤大学陸上競技部の太田行紀選手が男子ハーフマラソン18~29歳で優勝(記録1時間4分26秒)したほか、同部門2位には一関学院高出身で愛三工業所属の藤井輝選手が入賞しました。
レースを終えた選手たちには、地元産ひとめぼれのおにぎりと一関特産の曲りねぎをふんだんに使った「やわらか美人汁」が振る舞われたほか、一関はり灸マッサージ師会によるマッサージサービスなども行われました。
本庁舎前特設会場で行われた表彰式では、種目ごとの上位入賞者に賞状と賞品が授与されました。海外のマラソン大会への派遣選手を決める抽選も行われ、思いがけない幸運を射止めた当選者たちは、周りの人たちから祝福を受けていました。
さわやかな秋風の中、懸命に一関路を駆け抜けた選手たちは、笑顔でスポーツの秋を満喫していました。

唐梅館絵巻

命運決した軍議を再現

千葉広胤公役の照英さん(前列中央)が勇ましく口上を読み上げましたよさこい7団体による出陣祝賀の舞

第8回唐梅館絵巻は9月28日、東山町の唐梅館総合公園などを会場に行われ、華やかな歴史絵巻が繰り広げられました。今年の唐梅館城主・千葉広胤公役は、俳優の照英さん。騎馬武将を含む総勢333人を従え、長坂商店街から唐梅館総合公園までを練り歩きました。
軍議では、千葉一族が天正18(1590)年、小田原参陣で豊臣秀吉に従うか否かを決した場面を再現。照英さんが「対決」の口上を読み上げると、会場の熱気は最高潮に達しました。
また、婦人会の女性らによる「総祝い千人踊り」、商工会議所青年部東山支部による「ふるさと磐井ワイわいクイズ」、7団体のよさこい演舞が祭りを盛り上げ、県内外から訪れた約8000人の来場者を魅了しました。

(広報いちのせき平成20年11月1日号)