障がい者福祉まつり

ふれあい交流の輪広げ

手話クラブ四季の皆さんが「ビリーブ」など3曲を発表

2008一関市障がい者福祉まつりは10月5日、サン・アビリティーズ一関と一関武道館を会場に行われました。
今年で26回目となる同まつりは、市社会福祉協議会や福祉・ボランティア団体など、45団体が実行委員会を組織して運営。会場には障害者施設やグループなどの作品の展示・販売や遊休品のバザー、手話や点字の体験コーナーなどが設けられ、たくさんの人たちでにぎわいました。
ステージでは、障害者やボランティア団体の皆さんが歌やダンス、楽器演奏などを発表。日ごろの練習の成果が堂々と披露され、熱演の連続に、会場から大きな拍手が送られていました。
武道館の入口前では、今年初めて行われた「こどもエコエコ縁日」。ペットボトルのキャップ10個で1回無料となるヨーヨー釣りやスーパーボールすくい、懐かしい「とつけもの」などのコーナーが設けられ、子どもたちの人気を集めていました。
食堂ではボランティアの皆さんによるおいしいいものこ汁に舌鼓。高校生らがかいがいしく給仕を務めました。
多彩な催しでたくさんの人がふれあいと交流を深めた今年の福祉まつりは、十六夜桜組による熱気あふれる元気なよさこいソーラン踊りで締めくくられました。

住まい・まちづくりフェア

安全安心の情報を提供

色とりどりのタイルを使って楽しんだタイルアート教室住まいに関する情報たっぷりの各ブース

住まい・まちづくりフェア2008(同実行委員会主催)は10月5、6の両日、一関市総合体育館で催されました。同フェアは、16年度まで行われていた一関地方住宅祭に代わるイベントとして今年初めて開催。住まいやまちづくりに関する知識や情報を幅広く提供しようと、市内外の45の建築関係団体や事業者が参加しました。
今回のテーマは「災害に強いまちづくり」。岩手・宮城内陸地震被災写真の展示が行われたほか、木造住宅の耐震やリフォーム、融資などの無料相談コーナーが設けられました。また、上下水道の普及や環境問題、高齢化、分譲住宅など、これからの住環境を考える上で参考となるさまざまなコーナーが設けられ、訪れた人は興味深そうに写真に見入ったり、話を聞いたりしていました。
会場には、最近めったに見かけなくなった上棟式でのもちまきが再現されたほか、親子ふれあい教室では、子どもたちがお父さんや係の人の手ほどきで本箱などの手作りを体験しました。

(広報いちのせき平成20年11月1日号)