vol.8 藤沢公民館

藤沢公民館は平成10年4月に、藤沢勤労者総合福祉センター「WORK・WORKふじさわ」を兼ねて開館。
23年9月の合併で名称を「藤沢公民館」に改めました。
併設する藤沢文化センター「縄文ホール」や藤沢図書館との複合施設です。

玄関前のシンボルモニュメント「北緯38度52分の岡本太郎」が訪れる人々を迎えます。
その中心に佇む彫刻「縄文人」は、故岡本太郎氏の作品。
周囲には氏が制作した「坐ることを拒否する椅子」が点在し、縄文ホールロビーでは「光る彫刻」が待っています。
同ホール緞帳には、氏が藤沢野焼祭に参加した際、祭りの壮大さに感動して描いた「炎」がデザインされています。

旧藤沢町時代、生涯学習関連の事業や各種講座は教育委員会が担当していました。
生涯学習講座「わくわくセミナー」は目玉事業。合併した今なお続く人気のセミナーです。
陶芸はもとより、絵画や茶道など講座数は20を超え、毎年200人以上の市民が月2回の講座を受講しています。

セミナーの特徴は自主運営。各講座の代表者や会計は、それぞれ講座ごとに決められ、受講料の徴収や支払いを受講生が自ら行っています。

主な公民館事業は「わくわくセミナー学習発表会」「セミナー展」「文化祭」などのほか、小学生から高齢者までの各年代に合わせた教室の開催です。

さらに、縄文ホールを活用した「小・中学生舞台芸術鑑賞事業」「子ども郷土芸能発表会」を主催しているほか、「市民劇場」「素人演芸会」「高校生バンドフェスティバル」の事務局も担当しています。

8月に行われた学びの土曜塾「夏休みキャンプ交流会」の様子
8月に行われた学びの土曜塾「夏休みキャンプ交流会」の様子
 

 

 

 広報いちのせき「I-Style」 平成25年12月15日号