一関市市有林J-クレジットを販売しています
岩手県一関市は、市有林の間伐作業や保育活動などによって増加した二酸化炭素の吸収量について、国が認証する「J-クレジット」を取得し、販売を行っています。
このJ-クレジットを購入いただくことで、削減できない二酸化炭素の排出量を埋め合わせるカーボン・オフセットを実行することができます。
また、J-クレジットの購入は森林による二酸化炭素の吸収につながることから、地球温暖化対策へ貢献していることをPRし、自社のブランディングや、製品・サービスの差別化を図ることができます。
持続可能な未来をパートナーシップで実現する取組に皆さんのご協力をお願いいたします。
○発行量および販売可能量
発行量 |
3,687 t-CO2 |
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販売可能量 |
2,062 t-CO2 (令和6年12月12日時点) |
○販売単位および単価
○購入方法
専用申込フォームから申し込みください。
令和6年12月12日(木曜日)午後3時から申込受付を開始します。
○J-クレジットの概要
J-クレジットとは、日本における温室効果ガスの排出削減や吸収活動を認証する環境省、経済産業省、農林水産省が運営するクレジット制度です。この制度を通じて、企業や団体が環境負荷を減らすために行った活動に対してクレジットを付与し、そのクレジットを売買できる仕組みとなっています。
今回取得した一関市市有林J-クレジットは、森林施業や管理よる二酸化炭素の吸収量の増加分として令和6年8月22日に開催された認証委員会において3,801t-CO2の認証を受けました。8年間の計画で合計約26,000t-CO2を取得する予定です。
J-クレジットの主な特徴
- 温室効果ガスの削減・吸収
J-クレジットは、温室効果ガス(CO2など)の削減や吸収活動を通じて得られたクレジットです。例えば、再生可能エネルギーの導入やエネルギー効率の改善、森林の育成による二酸化炭素の吸収量の増加などが対象になります。
- 排出量取引
J-クレジットを取得した企業や団体は、そのクレジットを他の企業に販売することができます。これにより、排出量削減のコストを最適化することが可能です。
(参考)一般販売による売買価格:12,500円/t-CO2(税抜き)
- カーボンニュートラルの促進
企業や自治体が自らの排出する二酸化炭素を相殺(オフセット)するために、J-クレジットを購入することができます。これにより、企業や地域のカーボンニュートラルの達成を支援します。
- 信頼性と透明性
クレジットは、第三者機関によって実際の削減量が確実に達成されていることが確認されるため、信頼性があります。
- 政府による制度運営
J-クレジット制度は、日本政府が運営する温暖化対策の一環であり、国際的なクレジット取引やカーボンプライシング(炭素税や排出権取引など)とも連携しています。
詳しくは、J-クレジット制度制度事務局ホームページを確認してください。