一関市公共施設等総合管理計画 第1期中期計画を策定しました。

 公共施設の保有の見直しや計画的な施設保全に取り組むため、建物系施設(建物を有する施設)に関する向こう9年間(2018年度から2026年度まで)の数値目標や取組、検討の進め方などをまとめた「第1期中期計画」を策定しました。

 市では、公共施設等の総合的かつ計画的な管理の推進を目的として、平成29年3月に「一関市公共施設等総合管理計画」(計画期間:2017年度から2046年度までの30年間)を策定しています。この計画を適切に推進していくため、10年スパンの中期計画を策定することとし、その「第1期」の中期計画としてまとめたものです。

 計画の内容については、下記のファイルをご覧ください。

第1期中期計画【本編】.pdf [1915KB pdfファイル]  

第1期中期計画【資料編】.pdf [4671KB pdfファイル] 

対象施設

 行政目的で使用している(行政財産である)建物系施設

数値目標

 (1)対象施設の延床面積を計画期間内に概ね1割縮減する(平成27年4月1日現在の延床面積比)

 (2)修繕・改修・更新等に要する普通建設事業費総額を概ね280億円以内とする(2017年度を含む10年間で)

 (3)すべての対象施設について、施設保全に関する対応方針を設定する(設定率100%)

取組内容 

 (1)施設保有の見直し

  ・建替えの抑制、地域コミュニティ拠点の総合化、行政と民間との役割分担の見直し

 (2)計画的な施設保全

  ・建物の点検、診断等の充実、施設の更新時期の設定や保全方法の検討 など

 (3)「新しく造ること」から「賢く使うこと」へ

  ・必要な情報の収集、整理、更新及び蓄積方法の確立、財源確保やトータルコストの圧縮 など

 施設保有の見直しの取組を進めるにあたっては、市民の皆さんと意見交換の場を設けながら進めてまいります。