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一関市子ども健全育成プラン.pdf [5680KB pdfファイル] 

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第1章 プランの概要

プランの改定にあたって

  • 背景:少子化、人口減少社会、就労形態の多様化など、子どもを取り巻く環境の変化
  • 趣旨:これまでの事業成果を検証し、新たな課題にも対応する事業の実施方針を明らかにする

これまでの放課後児童対策の計画

  • 一関市放課後子どもプランの策定(平成19年度~25年度、平成26年度~27年度、平成28年度~令和元年度)
  • 平成30年9月、国において「新・放課後子ども総合プラン」を策定

プランの性格

放課後児童対策の方向性を示し、総合的かつ計画的に推進するための行動計画

プランの期間

令和2年度~令和5年度 4年間

第2章 市のこれまでの取組と課題

これまでの取組

  • 放課後児童クラブ(H30:クラブ数18、延べ入所児童数 11,618人月)
  • 放課後子ども教室(H30:教室数21、延べ参加児童生徒数 42,652人日)
  • 学校支援地域本部事業(H30:本部数10、ボランティア延べ参加者数 1,142人)

ニーズ調査及び住民懇談会の開催状況

  1. ニーズ調査:平成30年12月実施、就学前児童及び小学生の保護者対象
  2. 住民懇談会:令和元年11月、市内8地域において住民懇談会を開催
    • 放課後児童クラブを長期休業中に利用を望む保護者が一定程度いる。また、放課後子ども教室の利用希望も同様

課題

  1. 子どもの状況・・・人口の減少、少子化が進む(一関市人口ビジョンより)。
  2. 放課後児童クラブ、放課後子ども教室の課題
    1. 活動場所・・・面積不足、実施場所が遠い。
    2. 活動場所までの行き帰りの安全確保
    3. 開設日数、時間・・・多様なニーズに対応できる運営の検討
    4. 活動内容・・・多様な体験・活動の実施
    5. 放課後児童クラブと放課後子ども教室の一体型又は連携による実施・・・余裕教室の活用なども含めた検討が必要
    6. 学校支援地域本部事業・・・計画的な取組が必要
  3. 活動を支える人材・・・人材の確保、資質向上の取組が必要
  4. 地域住民、団体、関係機関との連携・・・協力体制の構築が必要

第3章 基本理念と基本目標

1 基本理念

「子どもたちの安全・安心を地域全体で見守り、健やかな成長を支援する」

一関市総合計画基本構想に掲げる「自ら輝きながら次代の担い手を応援するまち」に向けて、子どもたちの心豊かで健やかな成長を願い、地域全体で子どもを見守り、健やかな成長を支援する社会の実現を目指す。

2 基本目標

  1. 安全・安心な居場所づくりを推進します。
  2. 学び・遊び・体験・交流・生活の場を提供します。
  3. 地域の教育力で子どもを育む環境づくりを目指します。

3 施策の方向性

  1. 放課後児童クラブ開設の推進
    • 未開設の小学校区について、民間による運営組織の立ち上げ等を支援する。
  2. 学校の余裕教室活用等による施設整備
    • 余裕教室の活用を原則としつつ、必要に応じた施設の改修計画等についても検討し、基準に適合するよう整備を進める。
  3. 市民センターの活用
    • 放課後児童クラブ、放課後子ども教室以外の放課後の子どもの居場所として、市民センターで日常的に帰宅まで過ごせるような取組を進める。(モデル的な取組を検討する)
  4. 魅力ある事業の展開
    • 「学び・遊び・体験・交流・生活の場」のバランスのとれたカリキュラムを提供するために、活動内容を工夫する。
  5. 地域学校協働活動の推進
    • より多くの地域住民や各種団体等が参画し、地域学校協働活動を推進する体制を整備する。

第4章 各種施策の実施方針(行動計画)

  1. 放課後児童クラブ、放課後子ども教室
    1. 放課後児童クラブの見込み及び目標整備量(登録者数 R5:1,440人/月平均)
    2. 一体型の放課後児童クラブ及び放課後子ども教室の達成されるべき目標事業量
    3. 放課後子ども教室の実施計画
    4. 放課後児童クラブ及び放課後子ども教室の一体的な実施に関する具体的な方策
    5. 小学校の余裕教室等の活用に関する具体的な方策
    6. 教育委員会と市長部局の具体的な連携に関する方策
    7. 特別な配慮を必要とする児童への対応に関する方策
    8. 地域の実情に応じた放課後児童クラブの開設時間の延長に係る取組
    9. 放課後児童クラブの役割をさらに向上させていくための方策
    10. 利用者や地域住民への周知を推進させるための方策
    11. 活動中及び活動場所への行き帰りの安全確保
    12. 市民センターを活用した放課後の居場所づくり(モデル的な取組を検討)
  2. 地域学校協働活動の推進
  3. 活動を支える人材の確保と資質向上
  4. 地域住民・団体、関係機関等との連携

第5章 プランの推進体制

 

  • 「一関市子ども健全育成プラン運営委員会」により検証・評価するとともに、幅広く意見を聴取し、施策に反映する。
  • 継続した利用者アンケートの実施によりニーズを把握し、事業内容の改善を図る。
  • 「PDCAサイクル」(図省略)