【令和2年度】インフルエンザ予防接種助成枠の拡大について
令和2年11月2日 受け付け
ひとことの内容
中学生以下と高齢者に対し、インフルエンザ予防接種費用の一部助成を実施しているようだが、この年齢に該当しない生活困窮者(生活保護世帯)にも、インフルエンザ予防接種費用を助成してほしい。
回答
「市長へひとこと」をお寄せいただき、ありがとうございました。
市では、これまで65歳以上の高齢者と中学生までの小児に対し、接種費用の一部(このうち生活保護世帯に対しては全額)を助成してきたところです。
インフルエンザワクチンについては、65歳以上の人が予防接種法に基づく定期接種対象者(ワクチン接種による重症化の予防効果が大きい)となっています。また、日本感染症学会の提言では、医療関係者、高齢者、ハイリスク群(妊婦等)、小児から小学校低学年(2年生)への接種が強く推奨されております。
また、今年の冬は、新型コロナウイルス感染症の流行が懸念される中、インフルエンザワクチンの需要が高まる可能性があります。
これらを踏まえ、市では、重症化のおそれのある高齢者と小児のより多くの方々が接種できるように、本年度に限り、助成額を昨年度より1,000円増額することといたしました。
インフルエンザワクチンは、感染を完全に抑える働きはなく、最も大きな効果は重症化を予防することといわれております。
インフルエンザの予防のためには、こまめな手洗い、適度な湿度の保持、栄養と睡眠を十分にとり、抵抗力を高めておくことが重要となりますので、インフルエンザワクチンの接種だけではなく、普段からこのような取組を心がけていただき、インフルエンザ予防に努めていただきますようお願いいたします。
令和 2 年 11 月 16 日
一関市保健福祉部長 佐藤 鉄也
