ダンスサークル『四季組』
地域の和となれ華となれ
今や川崎地域の行事には欠かせない、元気あふれる女性たちのダンスサークル「四季組」(金野ます子代表、会員30人)。舞台などで発表するときはもちろんのこと、普段から、凛とした姿勢とハツラツとした笑顔がとても印象的で、そばにいるだけで、なにか元気の素をもらったような、そんなパワーが感じられる皆さんです。
今年で結成4年目の四季組。結婚式で「大黒舞」を踊ろうと数人で踊りを始めたことを機に発足しました。みんなで集まって練習を重ねるうちにその楽しさに魅了され、グループを結成。指導は同会メンバーでもありダンス講師の松尾栄子さんが務め、月2回、練習に励んでいます。会員は川崎だけでなく一関や千厩の人もおり、年代も30代から60代と幅広い構成で、四季組の魅力がうかがえます。
発表の場は、毎年2月に川崎芸術文化協会が主催するチャリティーショー「かわさき芸能発表大会」がメーンですが、夜市、テント市、運動会など町内のさまざまな行事に併せ、機会があれば参加しています。ダンスのレパートリーも「おかみさんソーラン」「世界に一つだけの花」「よさこいソーラン」など6曲となりました。
「会の魅力はストレス解消になること。年齢も地域も関係なく、誰でも入れるサークルです。健康のために長続きするように楽しみながらやっていきたい」と金野代表は語ります。
取材した日は、ちょうど新曲「君の瞳に恋してる」の1回目の練習日。ストレッチで体をほぐした後、さっそく曲を聴きながら練習開始です。前回まで威勢よく踊っていた「よさこいソーラン」とは対照的な流れるような優雅な動きのダンスに「手はこう?」「結構テンポが速いね」と会話もダンスも軽快です。
今後は「まだ実現していませんが、ぜひ老人ホームの慰問などもやりたい」とさらに活動の幅は広がりそうです。そして「同じようにダンスやミュージカルをやっている市内の団体と交流してみたい」と語る金野代表。ますます元気パワーを発信させてくれそうです。
(広報いちのせき平成19年11月1日号)