市民の皆様へ

本日、市内で5例目から9例目の新型コロナウイルス感染症患者5人が確認されました。感染された人には、お見舞いを申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。

感染が確認された患者のうち1人は、一関市役所本庁舎に勤務する職員であり、すでに市内で感染が確認されている市内4例目の患者の濃厚接触者としてPCR検査により新型コロナウイルスに感染していることが確認されたものです。
なお、関係する庁舎の消毒作業は既に完了しており、当該職員は、12月24日以降勤務はしておらず、窓口などで市民に直接対応する職務には従事していないことから、市役所窓口業務の閉鎖は行いません。
併せて、一関保健所から濃厚接触者と認定された職員は、現在自宅待機としており、一関保健所の指導のもと、今後PCR検査を実施することとしています。

これまでも職員には、三密の回避、マスクの着用、手指の消毒などの基本的な感染防止策のほか、日常的に職場の消毒作業や時間を決めた換気の実施など、感染防止対策に取り組むよう指示してきたところでありますが、市民の皆様の安全・安心を守る立場として、これまで以上に、基本的な感染防止策を徹底し、勤務体制の工夫や、執務環境における感染防止対策など全力で取り組んでまいります。

また、市内の飲食店において新型コロナウイルスの患者が複数確認され、岩手県では感染症をまん延させないために飲食店の店舗名を公表しており、対象期間(12月18日~22日)において当該店舗を利用された人は一関保健所に連絡するよう呼びかけております。(県が公表した店舗名:一関市大町「ステラ」)
このような状況の中、市民の皆さまが抱える不安はより大きくなられたことと推察いたしますが、新型コロナウイルス感染症は、いつ誰がどこで感染してもおかしくない状況にあります。
市民の皆さまにおかれましては、これから年末年始を迎え、外出や会食をする機会が増えることも想定されます。引き続き、三密の回避、マスク着用、手指の消毒など、基本的な感染対策をとっていただき、穏やかな新年をお迎えされますようお願いいたします。
また、感染者やそのご家族などに対する人権の配慮について、特段のご配慮をお願いいたします。

令和2年12月25日
一関市長 勝部修
(一関市新型コロナウイルス感染症対策本部長)