■市民の皆さまへ

 国内において感染力がより強力な変異株(デルタ株)への置き換わりが進み、経験したことのない急速な感染拡大が続く中、岩手県においては、8月12日(本日)に直近1週間での人口10万人あたりの新規患者数が16.5人となり、初めて判断指標となる15人を超えました。これ以上の感染拡大は、医療のひっ迫を招き、救える命が救えないという状況が起こりかねないため、県では独自の「岩手緊急事態宣言」を県内全域に発令しました。
これまで以上に、不要不急の外出自粛、都道府県をまたぐ不要不急の帰省や旅行などの原則中止・延期のほか、事業所・宿泊施設・飲食店・学校などでの積極的な感染防止対策を呼びかけています。
一関市においても、新規感染患者の発生が続いており、市民の皆さまには、お盆や夏休みの時期ではありますが、事態を冷静に受け止め、同居の家族以外の人との接触の機会を極力減らすとともに、家庭内、職場内での感染も増加していることから、手洗い、マスクの適正な着用など、基本的な感染症対策の徹底を図る行動をお願いいたします。
 
■お願いする行動・対策
 今までになかった全国の感染状況を十分に踏まえ、一人一人が「うつさない」「うつらない」行動をより一層徹底しましょう。
ワクチン接種をした人でも感染する可能性はあります。今後も気のゆるみに注意しながら、家庭や職場を含むすべての場において、
○手洗い、常時マスクの着用や手指の消毒など基本的な感染対策の徹底
○体調不良時は電話相談のうえ、早期に受診
○三密だけでなく一密でも感染リスクが高まる場面の回避
○会食は短時間で、深酒はせず、大声を出さず、会話の時はマスクを着用
○都道府県境をまたぐ不要不急の旅行・帰省等は、ご家族やご友人等とも相談し、
「行かない」「呼ばない」「延期・中止」の選択を
お願いいたします。
 
令和3年8月12日
一関市長   勝 部  修(一関市新型コロナウイルス感染症対策本部長)

 市長メッセージ(R3.8.12)  [84KB pdfファイル]