市民の皆様へ

 市民の皆様には、新型コロナウイルス感染症の拡大防止にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。

市は、新型コロナウイルスのワクチン接種方法の調整や、ワクチンの管理、接種券の交付などを一元的に担っていくため、1月26日に保健福祉部内に「新型コロナワクチン接種対策室」を設置しました。

新型コロナワクチン接種については、多くの人が安全かつ速やかにワクチン接種を受けられるよう国がワクチンの確保、接種優先順位の決定、科学的知見の情報提供など、仕組みづくりを主導し、県は、国から市町村へのワクチンの流通、医療従事者への接種体制の調整、専門的相談対応などの調整にあたり、市町村が、住民への接種勧奨、医療機関との契約、接種会場の確保、接種手続きに関する一般相談の対応などを実施する、という役割分担になっています。

現在、国においては、全力を挙げてワクチン確保に取り組んでいるところですが、ワクチン製造や供給のスケジュールなどをめぐって、複雑な国際情勢のなか、具体的な形が見えてきていないところであり、市民の皆様に確定したものを示せる状況ではありません。

国の決定を待ってから動き出すのではなく、万全の体制でいつでもワクチン接種を開始できるよう準備を進めていく必要があるので、一関市医師会など関係機関と連携しながら、円滑かつ迅速に事務処理を行い、正確で詳細な情報発信に努めてまいります。
市民の皆様におかれましては、なにとぞ「正しい情報」に基づき行動していただくようお願いいたします。

また、新型コロナウイルス感染症は、誰もが感染する可能性のある感染症です。気を緩めることなく、いま一度、新型コロナウイルスに「感染しない、感染させない」ということを心掛けて、日常生活における基本的な感染対策を徹底し、ともにこの冬を乗り切りましょう。

令和3年2月1日
一関市長 勝部 修(一関市新型コロナウイルス感染症対策本部長)