新型コロナウイルス感染症の新規患者数は、全国的に低い水準で推移しており、一関保健所管内でも9月27日以降は確認されておらず、落ち着いた状況が続いています。これもひとえに、市民の皆さまのワクチン接種をはじめとする感染対策へのご協力のおかげであり、深く感謝申し上げます。

しかしながら、全国的には感染が継続している地域もあり、また、感染力の強い新たな変異株「オミクロン株」の出現により、感染の急拡大が懸念されています。

年末年始は、帰省や旅行、ご家族、友人が集まっての会食など、人が集まる機会や普段会わない人との接触が多くなります。人と接触する機会が増えることで感染のリスクも高まります。感染の再拡大に備えて、気を緩めることなく、基本的な感染対策は継続していく必要があります。

市民の皆さまには、ワクチンを接種した方も含め、マスクの正しい着用、こまめな手洗い・手指消毒、3密の回避、こまめな換気など、基本的な感染対策の徹底を継続していただくことが必要であり、これはオミクロン株に対しても推奨されています。その上で、失われた日常を少しずつ取り戻していただきたいと思います。

新型コロナウイルス感染症は、誰もがどこでも感染する可能性があります。引き続き、油断せず、一人一人の責任ある行動と感染拡大防止に向けた取り組みにご協力をお願いいたします。


令和3年12月28日
一関市長 佐藤 善仁(一関市新型コロナウイルス感染症対策本部長)

市長メッセージ(R3.12.28) [61KB pdfファイル]