令和7年11月25日一関市長定例記者会見概要
開始時刻 午前11時00分
○市長発表事項
なし
○その他
【記者】
先週の市議会11月臨時会議で緊急銃猟の補正予算が議決されたが、具体的にいつから準備するのか。
【市長】
議決をいただいた補正予算は、猟友会に対する謝礼や物品の購入などである。物品購入については担当課で準備を進めている。
【記者】
台湾の関係でお聞きする。前回の台湾訪問で各種団体と覚書の締結があったようだが、現在の状況について教えてほしい。
【市長】
前回の台湾訪問時に複数の団体や組織と懇談をした。さしあたり、先方が一関市にいらっしゃるところと、次回訪問時にこちらから伺うところ、継続して情報共有していくところの分類になる。今日(11月25日)午後においでになるグループもある。
次回の台湾訪問は12月を予定しているが、現時点で合意に向けた意思疎通を図る段階の団体や次のステップに進む準備をしている団体もある。また、基本合意書(MOU)の締結に至るところが複数ある。
【記者】
台湾訪問について12月上旬にプレスリリースする旨をお話しされていたが、日程に変更はないか。
【市長】
今回の台湾訪問は、議会や市内の産業団体を含めた市の訪問団として伺う。12月上旬には具体の訪問場所までお知らせできる見込みだ。
【記者】
本日(11月25日)、台湾から視察団が訪れるとのことだが、日程や懇談の内容を教えてほしい。
【市長】
台湾南部の屏東県の行政機関から職員が訪れる。日本には4日間滞在し、一関市には本日(11月25日)訪れる。
【市長公室長】
訪日の日程は11月23日に仙台空港に到着し、仙台市内を視察、24日は宮城・山形・秋田県内を視察する。25日は中尊寺、厳美渓を見学し、一関市役所においでになり交流会を行う。26日に仙台空港から帰国する日程となっている。
【市長】
訪日する行政機関の職員からは意見交換したい具体的な内容や質問事項が寄せられており、本日午後に話し合いをすることになる。台湾の皆さんは原住民という言い方をするが、その土地に以前から住まわれている方々が自治的な組織を作っている。正しい表現かどうかわからないが、その地域は保護区のような位置づけになっており、観光に力を入れている。一関市と観光面でタイアップできないかという点と、自治的な組織と行政機関との関係性について勉強したいとのことだ。
【記者】
今回の視察団は市が誘致したのか、市長が前回訪問した際のつながりや縁があっておいでになるのか。
【市長】
今回訪日する台湾の人たちは、2年に1回程度海外を訪問しており、次の訪問先を探していたタイミングで我々が日本の一関市を紹介した。岩手県南、宮城県北は訪問先として未開発のエリアだったようで、今回の訪日につながった。
【記者】
盛土問題についてだが、盛り土材を提供する業者が土地所有者と覚書を交わしていて、覚書には農業委員会への申請業務も含まれているとのことだった。市では覚書の存在を認知していたのか。市が認知していたとした場合、業者が農業委員会への届出を代筆していたということについての見解を聞かせしてほしい。
【市長】
覚書の存在を認知していたかということについて、いつの時点で認知したかという点で答えが違ってくる。今は、一連の内容がわかってきて、原因究明に向けた調査をしているので覚書という存在を把握している。覚書が取り交わされた当時、市としてどこまで把握していたかというと、その点が調査の対象となっている。当時から認知していたという言い方は断定的にはできない。見解については、一連の事柄をどのように総括し、農地法上の処理や是正の方針をどう導いていけばよいかについて、まさに今やっている作業になるので、総括的なコメントを今申し上げるまでには至っていない。
【記者】
当時どこまで把握していたかという点は現在調査中となるか。
【市長】
期間もまたがっていていろいろなパータンがあるので、ひとことで言えば調査中としか言えない。
【記者】
さかのぼると10年ほど前となる。当時の職員の聞き取りがまだすべて終わっていないということか。
【市長】
現在在職している職員からの聞き取りは終わっている。
【記者】
退職した職員を含めて改めて聞き取りは行うのか。
【副市長】
今は、国、県とどういう手順で今後の取組を進めていくかという協議をしている段階なので、退職した職員への聞き取りについては、その中の協議の1コマに入るかどうかを含めて協議をしなければならない。いろいろな材料を集める中の一つになりえるかどうかという認識だ。
【記者】
業者側への聞き取りも改めて行うことになるのか。
【市長】
県と調整中である。
以上
終了時刻 午前11時19分

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