令和7年8月18日一関市長定例記者会見概要
開始時刻 午前11時
○市長発表事項
なし
○その他
【記者】
一関市高温・渇水対策本部の会議内容について教えてほしい。
【市長公室長】
令和7年一関市高温・渇水対策本部の会議内容について報告をする。
本部会議は7月31日に設置し、8月4日に第1回の会議を開催した。その後8月12日と8月18日に開催し、これまで3回の会議を開催した。はじめに降雨の状況について情報共有をした。一関市の観測地点では8月18日時点で28ミリメートルの降雨が観測されているが、まとまった雨は、8月5日、6日のみで、その後は降雨がない状況である。
消防本部からは、熱中症による救急搬送患者が増加しており、8月17日現在で115人となっており、令和6年度中に搬送した118人とほぼ同等となっているとの報告があった。前回8月4日の記者会見では、成人の患者が多い傾向だとお伝えしたが、高齢者が増加傾向とのことだ。お盆期間中は仕事が休みのところも多く、成人の搬送が少ない要因ではないかとの報告あった。
上下水道部からは水道水源の状況について報告があった。脇田郷浄水場はほぼ通常運転を行っており健全な状態と判断している。8月5日、6日の降雨により、脇田郷浄水場の取水口の管理水位が20センチメートル前後まで回復したものの、その後の少雨で、14センチメートルまで下がったため、取水口の流入増加対策が必要という判断から、今週末に土のうの設置を計画している。今週末の作業に向けて既に国土交通省との協議が済んでいる。祭畤水源と中川水源は降雨による回復傾向が見られないことから、引き続き注視している状況であり、節水の呼びかけについては引き続き行っているという報告があった。
農林部からの報告は、一部土地改良区で行っていた番水について、8月上旬の降雨により番水を一部解除している土地改良区があるとのこと。水稲については水を一番必要とする時期のピークは過ぎているという報告があった。ダムの貯水率は、金越沢ダム33.8%(前回8月4日報告36.5%)、相川ダム52.9%(前回8月4日報告57.8%)、千松ダム19.2%(前回8月4報告25.5%)となっている。いずれも貯水率は下がっているが、水稲に水が必要な時期のピークが過ぎていることから、心配はしていないということだ。
市営プールは水源の状況を総合的に勘案して、各家庭や事業所への給水を制限する必要がないことから通常営業することを確認した。今週は小中学校で始業式を迎えるが、学校でのプールの授業については、それぞれ学校の方針によることとなる。
【記者】
救急搬送患者について、令和6年度の118人とは年間で118人ということか。
【市長公室長】
令和6年度中で118人であり、今年度は既に115人に達したということになる。
【記者】
磐井川への土のう設置だが、これまでは設置しなくて済んでいたということか。
【市長公室長】
8月12日開催の第2回本部会議において、取水口の水位が20センチメートルに回復したという報告があった。その時点では土のうの設置を一旦留保するとの報告があったが、今回また降雨が少ない状況で水位が14センチメートルになっていることから、管理水位として最低限必要な概ね20センチメートルを確保するため土のうの設置を今週末から来週初めに実施する見込みである。
【記者】
市内のイベントへの影響はないということでよいか。
【市長公室長】
市内のイベントは既に実施している部分もあるが、商工労働部から、各イベントの主催者あてに商工会議所と連名で熱中症対策の注意喚起を呼びかける文書を発送している。
今週末に全国地ビールフェスティバルが予定されているが、注意喚起をしながら実施する。具体的には会場内に保健師と看護師を配置し、熱中症患者又はその疑いがある方への対応ができる体制とする。また、会場内に業務用ミスト付き大型扇風機を4台設置するほか、清涼飲料水販売ブースを2か所に設ける。会場内に熱中症指数計を2台設置し、本部から定期的に注意喚起の放送を行うことなどを計画しているとの報告があった。
【記者】
28ミリメートルとは、8月4日から8月18日までの降雨量ということか。
【市長公室長】
一関市の観測地点で8月1日から昨日17日までの降雨量が28ミリメートルである。観測地点ごとでは、大東が67ミリメートル、千厩が50ミリメートル 祭畤が72ミリメートルである。これらのほとんどが8月5日、6日の降水量なので、その後は、1ミリメートルから5ミリメートルで推移している。
【記者】
土のうの設置は準備ができれば早めることはあるのか。
【市長公室長】
今のところ時期を特定した報告はなかったが、業者との委託契約等の準備を進めることになる。土のうを設置する際は現場をご覧いただけるようにプレスリリースをする。
【記者】
第1回会議のときに本部長から今後の夏の祭りについて、時期も含めて大胆に改善することも視野に入れるという発言があった。実行委員会組織になっているものは一関市だけでは決められないことになると思うが、どの段階で話し合うのか。
【市長】
それぞれの祭りにはそれぞれの実行委員会があり、行政だけではなく地元の方々や商工会議所、観光協会などが関係している。反省会などいろいろな場で話が出てくると思うが、私どもからも話題として出したい。今はまだ議題というよりは話題だと思っている。それぞれ祭りには由来や経緯があり、例えば一関の夏祭りであれば水天宮という磐井川の祭事がベースである。不断の見直しをやっていきましょうと言うことは簡単だが、いつ、どうするという代替案があるものでもないので、正式な議題ではなく、話題から始まるものだ。
温暖化の傾向はどんどん厳しくなっていくと思うので、それをいつまでも誰も話題にしないということではないので、どこかの時点で話題が議題になると思う。それぞれの祭りの主体ごとに、既に関係者ではいろいろな話が出てきている。
【記者】
対策本部会議の中で市長から具体的に指示したことはあるか。
【市長】
各部からの報告では特に大きな状況変化がなかったが、小中学校の夏休みが終わると生活の場が学校になるので、熱中症対策や学校プールの授業について上下水道部と教育委員会の連携を指示した。
予測がつかないのが、農畜産物への影響である。夏秋野菜は既に毎日出荷しているが、これから水稲、畜産への影響が出てくるので注視するよう指示した。農林部からは既存の補助制度に県で上乗せするという情報提供があったが、今の段階では、状況がわからないので踏み込んだ対策とするかどうかは未定だ。これらについて本日の会議で改めて確認をした。
【記者】
改めて今一番待ち望んでいることを教えてほしい。
【市長】
適切に雨が降ることを望んでいる。一関のお祭りが終わり、お盆に入った頃は気温が落ち着いて7月の暑さほどではなくなったが、また暑さが戻ってきたので、適切に雨が降ってほしい。
以上
終了時刻 午前11時24分