開始時刻 午前11時00分

 

○市長発表事項

なし

 

○その他

【記者】

先週の金曜日にプレスリリースされた、8月1日開催の第3回一関市入札制度等改革本部会議について、予定では入札事務の見直し・改善の項目が出ている。結論まで近づくのか、それとも、この程度まで話をまとめたいなど、見通しを聞きたい。
【市長】
水道工事に関しては、ひととおり警察における捜査が終了したと思われるので、市の方でも職員への聞き取りを行い、工事再開に向けて段取りを始めた。
建設工事の方も水道工事と同様に止まってる状態だが、関係する職員への聞き取りも行っていたので、その結果を取りまとめ、建設工事の再開に向けての確認をしていく。
 
【記者】
水道工事と同じように何人に聞きとりし、このような結果だったと概要が示されることになるのか。
会議後に事務局が取材に応じるとのことだが、結果を紙でいただけるのか。
【市長】
第2回会議の資料を記者会見の場で渡しているが、記者会見の直前まで会議を行っていたので、資料はすぐに渡せるものに調整した。そして、記者会見の場で会議の結果を話した。
第3回はそういう流れではない。当日の資料に変更がなければ、渡すことも可能だが、修正があれば、修正後の状態でお渡しすることになると思う。
 
【記者】
前回は資料をもらえたので、次も特段何も無ければもらえるのか。
【市長】
すぐに渡せるのかは分からない。
あくまでも会議の資料として共有したものになるので、会議の結果すべてOKであれば、そのままお渡しできるが、修正する場合は、修正後になる。
 
 
【記者】
会議終了後に事務局が取材に応じるようだが、市長は出席しないのか。
【市長】
その日は別の予定が入っていたので、出席はしない。
 
【記者】
会議終了直後に報道各社はぶら下がり取材を希望すると思う。その時間の確保はできないのか。
【市長】
そのぐらいの時間は確保できるかもしれない。
 
【記者】
もし、その時間の確保も難しいのであれば、2、3行程度のコメントを用意してほしい。
【市長】
はい。
 
【記者】
職員倫理の保持に係る基準については、結論が出るものではないと理解して良いか。
【市長】
そのとおり。今回初めて基準案の作成に取り組むので時間が必要。
 
【記者】
案を公表することはできるのか。
【市長】
分からない。これについては、2回ぐらい会議を予定していると思う。出来上がった状態でしかできないと思う。
 
【記者】
職員倫理の保持に係る基準案と職員研修案については、結論が出ないと理解して良いか。
【市長】
職員研修の案は出るかもしれない。
 
【記者】
平成30年度から令和5年度までの落札率については、会議で出されるのか。
【市長】
ひととおり作業的には終わっている気はする。
 
【記者】
比較も含めて、そのデータは市が調査した結果として、会議に出されるのか、もしくは調査途中のものが出されるのか。
 
【市長】
これも今回初めてになるが、調査途中のものになる。
 
【記者】
会議が終わった後、調査した落札率についてマスコミに知らせることは考えてないということで良いか。
【市長】
そのとおり。そこまでいかない可能性が高い。
 
【記者】
現在止まっている建設工事の再開は決まったのか。
【市長】
次回の本部会議の中で確認をしていくことになる。今の時点では申し上げられない。
 
【記者】
水道工事の関係職員への聞き取りの調査結果について伺う。
先週の金曜日の調査特別委員会の中で、懸念の声が上がり、それに対して回答している。職員への聞き取りに対して予定価格を教えろと言われたことがあると答えた件で、冗談
めいた言い方をされ、その業者が誰か分からなかったので、入札事務の再開に支障はないという見解という答えだった。
これは会席への誘いの方も同じように支障なしとしているのか、冗談めいた言い方で業者が誰か分からないというのは、一抹の不安を感じる。
もう少し詳しい状況を説明できるものがあれば伺いたい。
【市長】
報道で概要は把握しているが、詳細については分からないので、今はお答えできない。
 
【記者】
JR大船渡線について、大雨による被害で一ノ関駅から気仙沼駅間が運休状態になっているが、バスによる代行輸送がなされていない。市民にとっては貴重な足で不便を感じる人もいると思う。市の対応も含めて所感を聞きたい。
【市長】
今のところは、市の対応について具体的なものは打ち出せていない。現在は情報収集をしているところ。具体的な対応案までは至っていない。
 
【記者】
代行輸送が無いことで、車が無い方はバスを利用することになるが、限度があると思う。市として何かやれる想定はしているのか。
【市長】
被害の場所は一ノ関駅と真滝駅の間。大船渡線全体の乗降者が一番多い区間。被害が無い真滝駅から気仙沼駅までは、おそらくハード的に支障は無い気がする。その区間は、鉄道を動かせないものかという感じがする。
そして、一ノ関駅と真滝駅間については、何かできないかを検討するのは次の段階。
まずは支障がない区間の運行ができないか聞いてみないと分からない。
 
【記者】
先週、台湾を訪問しトップセールスしたと思うが、成果を聞きたい。
【市長】
台風が上陸したので、当初予定していた行程とは変わった。台湾は国がロックダウンを指示するシステム。久しぶりに大型で勢力の強い台風が上陸したので、台湾の皆さん方も緊張していた。
台北市役所と高雄市議会への訪問と面談は中止となった。先方とお会いする際の会場もクローズになったことも結構あったが、現地にいる方がいろいろ日程を調整してくれた。
次に進む話をしようと思っていた事業所とは、場所やメンバーを若干変えたが、無事会えて話ができた。
結論としては、それなりの手応え、成果はあった。相手方がある話なので、どことどういった話に至ったというのは、この場では申し上げられない。
今後、半年又は1年も経たないで話ができる気はしている。訪問先の多くが駅東口工場跡地の開発に関するものだった。
また、工業団地、整備中の産業用地、学校跡地の活用に関するものもあったので、具体化していく道筋はつけたと思っている。
 
【記者】
この期間中に、いちのせき大使を委嘱したと思うが、今回、松村コンサルティングの松村さんはコンサルタント業をされていて、ベトナムのいちのせき大使と同じような立場だと思うが、その他4人の台湾の方に関して、どうしてこの4人にいちのせき大使を委嘱したのか。
【市長】
台湾版のいちのせき大使として5人に委嘱したが、1人は松村さんという方で、市がいろいろな業務を委託している。あとの4人は台湾に住んでいる台湾の方。台風の影響で5人のうち実際にお会いして委嘱状交付という儀式まで行ったのは3人。あとの2人に関しては、台北に住んでいなかったので、移動手段がなく来られなかった。委嘱状を渡すことはできなかったが、内容はお伝えしていたので、この5人が今回の訪問で委嘱したということになる。
ご質問の4人について、今回で台湾訪問は3回目になる。台湾の方が一関に来ていただいたのは2回。3回目の一関訪問の話もしたが、共通している目的は三つあり、一つは事業誘致・企業誘致。もう一つはインバウンド。もう一つは市内農産物の販路拡大。
今回いちのせき大使に委嘱した5人は、このどれかに関係している方。
台湾優良食品発展協会の駐日代表の方は、台湾における食品に関する基準を定め、それをコントロールしている。次に、ファンドをするところの代表の方。投資をする側と、投資を受ける側の調整を行っている。もう1人は、台北デジタルグループの代表の方。事業誘致・事業誘致に関係する。もう1人は、リゾート開発をしている方になるが、食、インバウンド、事業誘致に関係してくる。
【記者】
これまでのいちのせき大使は、一関市に何らかの関係がある方だったと思うが、今後のいちのせき大使の委嘱の考え方について伺う。
【市長】
日本にいる方、ベトナムにいる方、台湾にいる方となっている。
日本の方たちに関しては、一関市出身または一関市にゆかりのある方になる。芸能界で活躍されている方、テレビでよく見かける方で、一関市民にとってなじみがあり、発信力がある人を委嘱した。
ベトナムと台湾の方に関しては、一関市としてベトナム、台湾で何か新しいことをやっていこうとした時に、スタッフとしてお迎えしているが、非常に有力な助っ人になっていただいている。そういった方をお願いした。ベトナムや台湾における一関市のいろいろな活動にプラスになる方をお願いした。いずれの方も一関市のことをよく知っている。
 

以上


閉会時刻 午前11時25分