令和7年10月14日一関市長定例記者会見概要
開始時刻 午前11時00分
○市長発表事項
令和7年度一関市市勢功労者表彰について
本日の発表事項は、令和7年度の市勢功労者の決定、表彰についてである。
この市勢功労者表彰は一関市表彰条例に基づき、公共の福祉と市勢の進展に尽くし、地方自治、教育文化、産業振興、民生、消防などの分野で功績が極めて顕著な方の尽力に敬意を表して行っているもの。令和7年度は市勢功労者として4名の方を決定した。
1人目は、民生功労として小森洋子様である。一関地区交通安全母の会連合会会長として、市民の交通事故防止と交通安全意識の向上に多大な貢献をいただいた。
2人目は、民生功労として千葉京子様である。一関市保健推進員連絡協議会会長として、地域保健の推進と公衆衛生の向上に多大な貢献を頂戴した。
3人目は、教育文化功労として佐藤育郎様である。一関地方に古くから伝わるもち食文化の普及推進に向けた活動に尽力され、市の歴史文化の発展と知名度向上に貢献を頂戴した。
4人目は、教育文化功労として橋本志津様である。異文化の相互理解と次世代を担う青少年の人材の育成に尽力をされ、世界に開かれたまち作りの推進に多大な貢献をいただいた。
それぞれ事績の概要については資料のとおりとなる。
表彰式は、11月3日午前11時から、ベリーノホテル一関において行う。
この表彰については、表彰選考委員会を開催し、市勢功労者として、ふさわしいという答申を頂戴したものである。平成22年度から昨年まで81人の方を表彰した。内訳は個人が80人、団体が1組となっている。
○その他
【記者】
先週はもちフェスティバルなどのイベントが開催され、もちまきがあったようだが、もち食文化のまちとして、どのくらいの頻度でもちを食べているのか。市長はいかがか。
【市長】
個人の感想だが、嫌いではないので食べる。
【記者】
週に1回など日常的に食べるか。
【市長】
どのくらいの頻度で食べる人が多いのかわからないが、個人差があるのではないか。季節ごとに食べる人や二十四節気ごとに食べる人など様々なようだ。なのはなプラザの1階にある新鮮館大町には、もちとだんごの常設コーナーがあり、だいたいいつも売り切れている。常設でもちを販売している店はなかなかないことからも、もちを食べる頻度をイメージできるのではないか。
【副市長】
幼少のころは季節ごとによく食べたものだが次第に食べる回数は減っている。今回の市勢功労者の佐藤さんが詳しいように節目節目で食べるといった習慣をしっかり継承している家もある。
【記者】
県立高校の再編計画について奥州市で地域検討会議が開催されたが、今後、県教育委員会に市として要請などをする予定はあるか。
【市長】
特に予定はない。先般の会議で市としての意見は申し上げた。県の説明は、生徒数の減少で学級減となるが、地域校として存続していくとのことで、地域校として残すということは評価したい。ただし、学級減等の判断について、新しいルールを適用するのは新しい計画期間に入ってからにしてくださいということを申し上げた。
【記者】
連日のようにクマの目撃情報があるようだが、今後のクマ対策について考えはあるか。
【市長】
本日の庁議で、速やかに情報共有する方法について協議した。また、法改正により市街地での緊急銃猟が認められたことから、これを想定した情報伝達などの訓練の実施について協議した。実施時期は未定だが、関係機関との連絡や調整に関する訓練となる。
【記者】
訓練には猟友会が入るか。
【市長】
もちろん入る。そのほかには道路封鎖の関係で警察や、児童生徒の安全確保のため学校関係者などを想定している。
【記者】
マニュアル策定の期限は示されているか。
【市長】
期限はない。国が示した基本的なマニュアルはあるが、情報伝達などを想定したさらに細かなマニュアルの策定となる。
【記者】
猟友会の出動要員の確保も大変だと思うがいかがか。
【市長】
そのとおりだ。
【記者】
マニュアルには猟友会の出動要員確保も盛り込まれるか。
【市長】
今回の法改正にかかわらず、以前から猟友会の出番はあった。今回の法改正は4つの要件を満たせば市町村長の判断で発砲できることになる。しかし実際のケースを想定するとなかなか判断が難しいため、モデルケースを設定し訓練を行うもの。
以上
終了時刻 午前11時15分

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